で、ほかへ行っても、もうよくわからない、よくわからないで、ずっと来て。で、あの、「あんまりね、いろいろ医者を転々とするのはやめなさい」って言う先生もいてね。転々とするのをやめなさいって、い、言われても…、病名すら付かないのにね、それでわからない、わからないで、先生たちからも断られ続けているのに、と思いながら、なんかもうすごくこう…、あのころやっぱり一番つらかったですね。病名が付かない。「精神的なものなんじゃないの?」なんて言われたときには、いや、本当に、精神的なわけがないだろうと思うんだけれども。…もう、本当にどうしようもなかったですね。
「こうこう、こういう病院があるから行ってごらん。きっといい、いい治療法があるはずだから」ということで、今のところに行ったんですよね。で、そこも、もういっぱい今までも断られてますから、あの、診ていただけますかっていうことで、あの、聞いて、で、診ていただけることになって、で、それからそこにずっと、かかっているんですけれども。やっぱりそれまでの間っていうのは、本当にね、精神的にものすごくこう追い詰められたというのか。痛いし、つらいし、動けないし、ほとんど寝たきりだし。その中で医者からは拒否されるし。もうどう、自分でどうしていいのかわからないくらいに、なんかもう、ものすごく精神的につらかったですね。で、友達なんかからは、「あなたの痛みは精神的なんじゃないの?」とかって言われて。だから、(手術した医者でない)ほかの医者から、「間違いなく、あなたは腰が悪いんですよ」って、「こういう病名なんですよ」って言われたときには、もうなんかこう、涙が出そうになりましたね。