ああいう説明文というのは素人にはなかなか分かりづらく書かれるんですよ。というのは、ご専門の方が書きますからね、ええ。これは致し方ないんですけども、やっぱり、普通の人にも見せて、そういう人がどう分かるか、分かりにくいのかという、そういうフィルターをね、通したもので、治験の対象者にですね、見せるということのほうがよろしいんじゃないかと。やっぱり、そういう意味じゃ、ちょっとこなれてないんですよね。どうしてもテクニカル、術語みたいなものが、お使いになりますでしょう。皆さんはよく分かっていると。ただ、一般人は、ちょっと耳慣れないと。だから、治験という言葉自体すら、あまり一般の人は「何?治験っていうのは」っていう、そういう感じなんでね。ですから…その辺は、ああいう説明文書なんかは、そういう過程を経て作られたほうがいいんじゃないかという気が致します。
―― 説明を受けて、ご自身でも何か調べたりとか、されました?
いや、調べようがないですね、ええ。全然調べようがないです。