―― 治験にかかわるようになったのはどういうきっかけだったんですか。
それはですね、NHKの番組で免疫療法をテーマにした番組があって、それがなんか、わたしのこのケースでは、すごく向いてるように思ったんです。つまり、がんはどこにあるかわかんない、と。でも、血液は全身流れてるわけだから、全然構わない、と。だから、非常に有効な方法じゃないかと。しかも、治験を募集してるっていうか、そういうお話だったんで、すぐ、そちらのほうの病院と連絡取って、そこに通うことにしました。
―― 普段からご自身の病気に関することとか、ワクチンのこととかいろいろ調べられてると思うんですけど、他に、臨床試験とか治験の情報っていうのは、今回参加したもの以外で調べられたりとかはしてるんですか。
いや、そんなに調べてません。テレビのニュースでね、なんか放映されてればそれ見たりして、「ああ、これはいいな」とかね、思えばそれを調べてみますけど。ニュースにもなってないようなのをネットでいろいろ探してとか、そこまではやってないですね。
―― 情報源として、今回、この治験を知るにあたって、テレビの力っていうのはすごく大きかったでしょうか。
大きいですね。(とても効果があるというような)そういうような解説でした。非常に効いてるっていうか。そういう人ですね、何人もいるんでしょうけどね。