投稿者「sakuma」のアーカイブ

新型コロナウイルス感染症の語り

かかる時にはどんなに対策をとっていてもかかる。子どもがいる人は、家族内で役割をシミュレーションしておくと家庭内感染を防ぎ、最低限の被害で済むと思う

夫はほんとに大変だったと思います。元々、家事とかも育児もやってきたから、今回、何とかしのいだんだと思うんですけど、これ、普段から育児とか家事に携わってない男性だったら、多分、崩壊しているし、多分、家庭内感染は免れないだろうなっていうのは、今でもやっぱりいろんなところで、お母さんがなったときに一番大変なのは、変な話、お父さんがどれだけ役に立つ、その家庭でちゃんと機能、普段からしているかどうかがお母さんがなったときに、お母さんだけで済むのか、一家全員なるのか。うちの夫はもう料理もできるし育児もできるから、私が1人で隔離しても一応、平気だったんですけど、そこはね、あのー、大きいと思います。

夫がポッドキャスト*の取材を受けたときに言ってたんですけど、「かかるときはかかるので、どんな対策を取っていても」何て言うんですかね、「もうかかったら…みんなで頑張る」みたいな。「特に家庭内で、ただ、かかったときはしょうがないんだけど、かかったときに特に家庭がある人、子どもがいる人は、どういう役割でどういうふうに、誰がかかったらどういうふうに動くかってシミュレーションをしとくと、本当にかかったときに、最低限の被害で済む」みたいな。で、「だからお母さんがかかったら、お父さんが頑張るしかない。お父さんがかかったらお母さん頑張る。まあでも、幸い子ども、子どもがかかるってことが少ない、重症化になるのは少ないのが幸いで、なので、例えばお父さんかお母さんのどっちかがかかったときに、やっぱり家庭内感染を防ぐためのシミュレーションをきちんとやって、あとはもう、かかってしまったらもうしょうがないから、みんなで頑張る」みたいな。*朝日新聞ポッドキャスト(インターネット上で記者がニュースを音声で伝えるサービス)の2020年7月31日記事「「僕の妻は」叫びかかった コロナ退院、待つパパの極限」を参照。

そっか、そうだよなとか思いながら、思っていたので、自分がかかったらどうすればいいんだろうとかいうことをシミュレーションしておくってのは大事かなとは思いました。もちろんこれは重症化になってしまったらまた、話変わってきてしまうんですけども。

新型コロナウイルス感染症の語り

自分は地下鉄通勤だったが、ドアツードアで1時間くらいなのでその間で感染したのかと思う。夏ごろまでマスクが入手困難でマスクをしていない人も結構いた(音声のみ)

――じゃあそのー、ご自身が今回、ちゃんと気を付けて生活されていたということで、その持病もあるから。その中でも感染したっていうのは、なんかご自身の中で心当たりってありますか。

全くないです。だから、それまでは、やはり、あの、マスクも徹底されてなかって、私は、地下鉄で通勤をしてますので、ま、約1時間もかかりませんけど、ドアツードアで、あの、1時間ぐらいみてますので、まあ、その間で…どこかで感染したのかなあとは思ってます。…それ以外、全然、見当もつかないですね。

3月にはね、 志村さんが亡くなられて、4月には、岡江さんがね、亡くなられてっていうこともあって、でー、コロナが大変だっていうのは皆さん、そういう意識は多分あったと思うんですけどね。でも、その頃はマスクも手に入らなかったですしね。あの、私はそういうことはなかったんですけど、あのー、たまたま以前、別に買ってた物があったので、ま、それが使えて、そういうのでは苦労はしなかったんですけど、あのー、マスクしてない方もやっぱり8月とか、いらっしゃいましたので、あの、スーパーとかに行っても、お年寄りの方とかが私の後ろにこう、並んでぴたっと付くんですね。

で、マスクもしてないので、「すいません、ちょっと離れてこの線にありますから、離れていただけないですか」って言ったら、あのー、…怒り出して、で、「何を言うんだ、おまえ」。でー、「くだらん」とかって言って、もうつばをぼんぼん飛ばすんですよ。もうほんと、もう泣きそうになりましたけど、そういう方がまだいらっしゃいました、8月って。7月とか8月とか、もうね、あのー、マスクなんか全然関係ないと、うん、言われる方もたくさんいらっしゃいましたね。

新型コロナウイルス感染症の語り

2020年3月当時はコロナの知識が今の半分くらいしかなく、そんな身近にコロナが来て、父が1カ月もしないうちに死んでしまうとは予想もしていなかった(テキストのみ)

――最初に、その、コロナに感染したって、その、お父さまと妹さんがって聞いたとき、ご自身一番最初にどんなことを思われましたか。一番心にきたことというか。

うーんと……そうですね、今もうコロナに対しての知識あるから…その当時は…コロナなんか関係ねえと。で、おやじだとか妹には会いたいなという気持ちのほうが強かったですよね…はい。

――当時、本当に、その、コロナについてって、どのぐらい、今と比べる、今が、今を例えば100%というか、10にすると、当時の知識ってどのぐらいだったと思います?

半分も行ってなかったと思いますね。はい。

――その、その当時、えっと、その、お父さまとか出掛けられるときにはマスクとかあんまりまだしてない時代、時期だったですかね。もうしてらっしゃいました?

そうですね、あ、ええと、マスクはしてたと思いますよ、確か。はい。

――でも、でも、なんか、そんな身近なこととはみんな感じでなかった。

うーん、そうですね。ここまでくるとは予想もしてませんでした。とにかくおやじも元気だったんで。うん、それが、あの、急に、ね、えー、1カ月もしないうちに死んでしまったっていうのがちょっと、まあ、ショックでしょうがないですよね。元気だっただけにです。はい。

新型コロナウイルス感染症の語り

第3波の流行でどこでもらっても不思議ではなかった。仕事がら感染防止対策は徹底していたのにかかってしまったので、どこで感染したか全く想像がつかない(テキストのみ)

――と、逆に、その、お心当たりというか、どこで感染したっていうようなお心当たりはありますか。

全くないです。

――その辺は、でもご自分で、悩みませんでした? あ、どうしてだろうって。

いや、いやもう、もうあれだけ、はやってましたから、もうどこでもらっても不思議じゃないっていうふうには思ってましたし、職場のほうで、結局、在宅勤務認めないみたいなふうな感じでしたから、もう、かなり私自身も、そうやって病院に出なくちゃいけない仕事っていうこともあったので、あのー、正直、他の普通の一般の方に比べると、かなり気を遣ってはいました。自宅で食事をするのも、あの、ぜーんぶ小皿に個別に分けて、おんなじ、例えばお皿、大皿から一緒につついて食べるとか、そういうことも一切しないようにしてましたし、うちに帰ってきたらば、もうそのままお風呂場直行してシャワー浴びてとか、もうそういうこう、何て言うんですか、持ち込まないようにもするし、もうかなり自分としては気を遣って感染対策していたにも関わらず、もうなってしまったわけで、もうこれはもう、どこでどういうふうにうつったかなんていうことは、もう想像もつかないと。まあ、もちろんその前に病院での仕事もあったんですけれども、病院なんか、なおのこと感染対策には、徹底してるわけですよ、皆さん、当然のことながら。なので、ま、病院でもらったっていうことも考えにくいしっていう状況なので、もうどこでどういうふうにとか分かりません。

新型コロナウイルス感染症の語り

感染の2か月前から飲みに行ってないので、思い当たる節があるとしたら資格試験の勉強をしていた喫茶店やスーパーでせきしている人がすぐそばに来たことぐらい(テキストのみ)

――で、そのときには、その、これどこでかかったんだろうみたいな、なんか心当たりみたいなものはありましたか。

いやあ、ね、これよく言われるんですけど、僕ん中ではほぼないんすよ。もう正直、あのー、12月も11月、もう全然、飲みにも行ってないですし、12月なんかもう、ご飯とかも家で食べて、仕事終わったらね。1回、友達の家でなんか鍋パーティーしただけなんですよ、人と外で、あー、食べたっていうんは。
で、なんか思い当たる節があるとしたら、資格取る勉強とかして、喫茶店とかたまに寄ってたんですよ。で、そんときに、結構ね、せきしてる人がなんか近付いてきて、「わ、やばいな、隣、座った」と思って、なんか、うっとうしいなと思いつつ、ね、ちょっと間して、しれっと席変えたりしたことと、あと、スーパーで買い物してるときに、ものすごいせきしてる男性がいて、すごかったんですよ、もう、みんな離れていくような。もう平気でやって、マスクしてはったんですけどね。でも、なんかその人が、なんか僕となんかついてくるんですよね、僕もなんかその商品、そこ取りたいんですけど。で、なんかレジの後ろまで来て、うわ、うっとうしいなと思い…つつ、ひょっとしたらそれかなとも思うたりするんですけど、分からないすね。それぐらいしか思い当たる節はないですね。

――うーん、なるほど。その、お正月だったわけですよね、その前は、年末年始みたいな感じで。

そう、そうですね。

――その時期はだからあまりこう、どこかに、行かれたりとかはなさらなくて。

もう仕事ですね。ほぼ、もう1日休んで、あとはもう仕事ともうなんかスーパーとかで買い物して帰るぐらいの感じでしたね。

――ああ。なるほど。

まあ、公共交通機関はやっぱり使ってたんですけどね、どうしても仕事上、移動で。はい。

新型コロナウイルス感染症の語り

担当していたスポーツチームの関係者がコロナ陽性だったのでそこからうつった可能性はあるが、ほとんど接触もなくクラスター*にもならなかったので別ルートかもしれない(テキストのみ)

えー、喉が、痛かったんですけど、熱が38度8分ぐらいまで、まあ出てて、その前後で、まあ僕が普段診ているチームに所属する選手が、その前の週ぐらいで、コロナ陽性になったので、これはちょっと僕も、その可能性が高いかなと思いました。ですが、よくよく考えてみると、その選手とは直接は話もしてないし、接点がないなーとは思ってたんです。で、そうこうしてると、もう一人ちょっと怪しいのがいるっていう話になって、その人は10日ぐらい前に、直接、会ってて、4~5日前には、「調子どう?」っていうぐらい話しただけで、まあ、そんなに濃厚に接触してないけど、ただちょっと、そこからうつったかなという気もしてたんです。

でもまあ、違うかな。まあ、クラスターみたいなのが起これば、まあ、僕も否定できないなと思ったんですけど、ま、その数人だけで終わってて。まあ、可能性はあるかもしれないですけど、それで、そこからほんとにうつったかどうかも分からないし、まあ、どっか外でうつったかも。全く断定できないじゃないですか、ま、こういう病気はね。

新型コロナウイルス感染症の語り

コロナは夜の街で感染するものというイメージが強かった。今のように飛沫のシミュレーションなどはなかったから、昼間だったら大丈夫という意識があった(音声のみ)

あの 当時は、もう本当に夜の歓楽街の病気だったので、だから、やっぱり、その、「いや、行ってないんですよ」って言ってもなかなか信じてくれないです。「いや、もういいからさ」って。あの、「行っちゃ駄目だとかっていうような話じゃなくて、もう行ったにしても、うーん、なんにも言わないから、とがめないから本当のことを言ってください」とかって言われて。「いや、本当のこと言ってるんですよ」っつって。「本当に、本当に昼もうつるんですよ、あの病気は」っていう話だったんですけど。そこは最初ありましたね。はい。その後ですもんね、昼も、ね、あの、制限するんで。ま…あのときはそうですね、はい。

――あ、でも、その、そう言われたっていうのは職場でっていうことですか。

職場ですね。やっぱ、職場、はあ、職場ですね。うん、言った・・・うん、それはもう言われましたね。はあ。やっぱりそのトレースをするっていったところと、その、感染拡大防止っていったとこでは、うん、私も上司だとしたら、やっぱり聞きますよね。本当に大丈夫かなっていう。その、そこ(夜の会食制限)だけやっとけば大丈夫なのかなとか。あとは、それ以外にもあるのかなとか。やっぱり、その、未知なものなので、やっぱりその、一番なのはやっぱり感染しちゃうとやっぱり死んじゃうかもしれない病気なので、やっぱりそれを未然に防ぐためにどうしたらいいのって。「お昼、昼なんですよ」っつったら、やっぱりお昼ご飯をやっぱりみんなで会食してた時期なんですよね。「じゃあ、昼も駄目か、そしたら」っていうような感じ。

だから、その、あのとき言われたのは、夜だとお酒を飲んで、その、声が大きくなって飛沫が飛ぶっていうような感じだったじゃないですか。まあ、お昼ご飯ぐらいだったら、まあ、小さな声で、小声で話すだろうし、で、ちゃんと、マスクもちゃんとしてれば、その、まあ、食事中にね、ちょっとしゃべるくらいだったらいいだろうみたいな。衝立もあるしみたいな、なんかそんな感覚だったと思うんですけど。やっぱり長くいると駄目だよっていうのは、富岳(スーパーコンピュータ)で、あの、なんていうんですかね、その、菌が飛ぶシミュレーションをしたのも、多分自分の(感染した)後かその当時かだと思うんですよね。どういう感じで(飛沫が飛んで)いくのかなみたいなのとか、うん。とか、うん、まだまだアベノマスクでよかった時代ですからね。あの(笑)。

新型コロナウイルス感染症の語り

初期症状は風邪より軽い感じで、無症状に近い。気づかずに撒き散らすのは無症状の若者たちだと思っていたが、自分も無症状世代だったことに驚いた(音声のみ)

ええとですね、あの、実際本当に風邪の症状よりも楽なんですよ。もう、これもう本当に、その、コロナの最初の頃って、ひどい倦怠感とか、味覚障害が出て気付いたとかって、あんなんじゃないと私は思います。あの、無症状、無症状だと思うんですよね。なので、あの、お医者さんに言われたのは、まあ、私、その当時51でしたけど、51って若いんですって。なので、あの、当時その20才30才の若者たちがこう蔓延させてるとかっていう話だったんですけど、ええとね、65までは若手らしいですよ。なので、あの、蔓延、あの、無症状で撒き散らしちゃうのがそこの世代なんですって。で、となれば、自分もその無症状世代だったっていうところで、ちょっとびっくりしましたけど。はい。
で、全く問題がなかった、まあ、ちょっとあの、まあ、なんですかね、未病みたいな感じっていうんですかね、その、なんとなく風邪ひきそうだなみたいな、なんかそんな感じの中で、多分熱も出ないし、その、せきもそんなに気になるようなせきではない。で、そうですね、会社から帰るとき、歩いて帰ってたんですけど、そうなんです、せきがなんかものすごくひどくなったんですよね。で、おかしいなっていうふうに思っていたんですけど、そのまま帰って、次の日熱があるんで休んだっていうのはあったんですけど、やっぱ会社の中で、もう、その、ま、その、コロナに関していうと、かなりそのレクチャーもされていて、もう「人にうつすくらいだったらもう休んじゃえよ」っていうような感じだったんですよね。あの、もう大ごとになるその前のところ(で)――別の営業所とか、その、(コロナ感染が)発生してた事例があって、大変だったんですよ。あの、全然離れてたところなんですけど。なので、えー、まあ、同じような、同じ轍は繰り返さないでやればいいというふうに思っていて、じゃあ、濃厚接触者にもならないような形でこうシフトも組んじゃって、あの、お客さん先にもそのまま直行してもらうとか、そのまま直帰してもらうとかっていうようなところもやってたんで。

新型コロナウイルス感染症の語り

寒い屋外で仕事をした数日後、軽くせきが出始めた。味覚障害もなかったので風邪薬を飲んでやり過ごしていたが、37.2度の熱が出たので会社を休んだ(音声のみ)

ええと、まずですね、最初にその異常を感じたのが、ええと、外が結構雨が降っていて、寒くて、で、ちょっと、取引先との絡みで、屋外で、えー、大体30分ぐらいちょっと待つことがあったんですよ。で、それが午前中なんですね。ま、電車に乗ってですね、帰るときにも特に問題はなかったんですが、その夜に、ちょっと、あの、ま、体がぽーっとするなというような感じになってですね。ただ、あの、特に、まあ、風邪というような症状でもなく、あの、気にもして…そんな気にもならない、あの、お風呂上がり的な、なんかその、ぽーっとしたような感じになったのはちょっと覚えてるんですよね。
で、それで、土日を、ま、過ごさせていただいて、会社に行く前には必ず検温をしているので、検温を行って、えー、36度2分ぐらいだと思ったんですけどね、ま、特に問題ないというところで、会社に行きました。で、その頃に、ちょっとなんか、あの、軽くせきがでるような感じだったんですよね。で、その日も、まあ、特に問題なく、ま、ちょっと帰りに風邪薬でも買っておこうかというので、えー、風邪薬を買いに行きまして。まあ、ちょっと、調子悪いというか、あの、ちょっと風邪の症状的には、ちょっと、「あ、これ、風邪ひいちゃったかな」みたいな、そのような感じになってきたんですけど、熱はないんですよね、ただね。
で、味覚症状、味覚障害もなく、そのときに言われていたその倦怠感っていうのもなくてですね。えー、「まあ、コロナじゃないだろう」っていうふうには思ってたんです。で、まあ、コーヒーを飲むと味がしないとかっていうようなその報道もあったので、えー、コーヒーを飲んで味があることを確認して、あ、味覚障害もないから、まあ、ちょっと、金曜日に寒かったし。この時点でちょっと寒かったんですよね、ずっと。で、えー、寒かったので、まあ、そういったことで体調ちょっと崩しちゃった、崩しちゃったのかな、なんていうふうに思ってはいたんですが、夜にちょっとせきが、ちょっと重くなってきたなっていうふうに思ってたんで、(翌日の)朝にですね、熱を測ったら37度ぐらい熱があったんです。
それでも、まあ、一応出社できる基準37.2度だったので、あ、これ、もしかしたら熱、これ、出社できないなと思って、ま、出社はその時点で諦めたんですけど。もう一回熱を測ってみると36度8分なので、まあ、まあ、37度2分には到達しないなというふうに思っていて、そこの、その日は休んだんですよね。

新型コロナウイルス感染症の語り

発熱と鼻水、せきの風邪症状で受診。胸のレントゲンに異常はなく自宅待機していたが、37度台の微熱が続き、再度受診したところ肺炎の所見が出て即入院となった

去年の3月の、えっとー、12日でしたね、ま、あの、熱発とですね、それから、鼻水、せき。ま、風邪症状で始まりましたね。それで、ええっとー、3月の14日ですかね、外来を受診してですね。まあ、コロナが心配だったんでね、あのー、胸の写真をね、撮ってもらうことにしました。というのはね、あのー、当時はまだPCR検査、そんなに簡単にできなかったんでね。えっとー、一番、ま、われわれ、ま、医者であることもあって、胸の写真を撮ればね、肺炎であるかどうかは分かりますからね。ま、それで、お願いして撮ってもらったらですね、えー、全く肺には問題なかったですね。で、あの、担当の医者もね、まあ、「ま、コロナの心配はあるけども、自宅待機でもって、様子をみましょうか」ってことになってですね。

その頃、そんなに熱もですね、まあ、37度台の微熱が続いてたんでね。えっとー、ま、そんなに、息苦しさもなくですね、ま、このまま治ったらいいなとは思ってたんですよ。だけどもね、3月の19日、まだなんか調子がね、出ないんでね、もう一回、ね、外来、同じ外来をね、受診しました。それでもう一回胸の写真撮ったらね、そしたらもうね、肺炎の影が出てて。それで、えっとー、CTでもね、えー、肺炎像、肺炎の影が出てたんでね、あ、これはもうね、コロナ肺炎だって。あの、PCR検査もしてないんですけど、もうね、あの、ま、担当の医者も間違いないっていうことで、えーと、感染症病棟のあるですね、病院にですね、即そのまま入院しましたね。