―― そういういろんな資格っていろいろあると思うんですけども、その中で、その、不動産鑑定士を選ばれたっていうのはなんか理由があるんですか。
あ、それはまあ、僕の個人的な思いですけども、あの。ま、まず前提として資格取りたいっていうのがあったのと、ま、できなかった恨みつらみでもないですけどサラリーマンなっても飛ばされたら終わりやんかっていう勝手な思いがあって、資格取りたいっていうのがあって。
で、もう、あって、国家試験大全集っていってこれぐらいの分厚いのでたくさん試験が載ってんのがありまして。で、そん中でどれにしようかな、まずやっぱり思たん税理士さんにしようかなと思ったけど、数字ぱちぱち僕苦手やなとか。もう単純な理由で弁護士さんはこれはちょっと、無理やしちょっとハードル高過ぎるなと思って、で、不動産鑑定士いうのは全くそれまで聞いたこともなかったその鑑定士いうのんが目に飛び込んできて、ま、不動産業界ではトップの資格やなっていうのと。ま、ありがたいことにうち、父親が不動産賃貸業でちょっと不動産持ってるもんで、で、昔、結構だまされたりもしてるので、あ、不動産知識は持っとかなあかんなと思って、あの。
で、ちょっとさっき言いました、今、勤めた会社の父の縁のあった鑑定事務所にも1か月試験的に来てくれてもいいよっていったので、勤めさしてもらって、ああ、これやったら嫌な、嫌な業種ではないなっていうのが分かって。で、ま、ご縁もあっていろんなものの中で、ま、一応、不動産業界では上の資格やから目指す価値もあるかなと思って鑑定士の勉強をほんとに、あの、一からですね、民法も試験科目にしても全部ほんまに大学時代に勉強してませんでしたので、初歩から始めたというところです。
ま、資格試験っていうの意外とハードル高いんですけども始めてみるといろんな発見があったり、分かれば分かるほど面白さがあるのでもしかしたら試験勉強が面白かったのかもしれないです。