最初は、あの、そんな人の手も借りなくても、ほんとに(夫は)何でも言ってることは理解できるし、「今日は私、出掛けるから、お留守番しててね」って言えばできるし。それで、ほんとに不幸中の幸いっていうか、本人はかわいそうなんですけれども、足から駄目になったのでね、徘徊とかそういうことが全くなかったんですよ。どこかにいなくなっちゃうとか。一度だけ、まだ足が動く頃に、1人で食事に出てって迷子にはなったんですが、それ以後はもう、足がもう駄目なので、1人で出ていくっていうことが全くなかったのでね。お食事さえこう、1、2、3、番号振って置いていってあげれば、それを見て食べられる状況であったので。ほぼ、あのー、出掛けてまだ外食をしてる頃は、娘が連れて行ってたんですが、それ以外はもうほぼ1人でお留守番できてたのでね、大丈夫だったんです。
娘がもう子どもがまだちいちゃかったので、おうちにいたんですよね。それで娘にお願いして、あのー、お母さん仕事してるので、お給料半分あげるから、あなたは自宅待機のお仕事っていうことで、私の、あのー、要求を受けてくれないかって言ったら、「ええっ、そんな、たまに見るぐらい、私、見るわよ」って言ってくれたんですけれども。
いや、それじゃね、あなたも仕事に行きたいって言ってるのに抑え付けてるんだから。お父さんもたまにね、私じゃ駄目なときに頼むために、家にずっといてもらうんだから、私はお給料をね、半分、あなたにその分あげるから、待機料って。待機も仕事って言ったんですよ。そしたら「ええっ」とか言いながら、あのー、「えー、じゃあ、それでいいの?」って言うのを、「それでいいのじゃなくて、そうしてほしいの」ってお願いして。
それで私と娘で、私が旅行に出る、それからゴルフとかに行くっていうときには娘に来てもらって。で、ずっと見てもらった。だから、それでうまく。で、娘は「そんなたまにしか来ないのに、こんな悪いから、そんなもらえない」とか言うんですけど。だって、それはよその他人を頼んだら、もっとね、時間でこう、払わなくちゃいけないんだし、だから、それはいいのよって言ったら、本人も納得してくれて。