事務局だより

【ナースプレス:「第41回 患者さんの本当の気持ちに寄り添うには、自分を知ることも大切」】

こんにちは、運営委員瀬戸山です。ナースプレスは2週間おきのはずなのですが、こんなに2週間って早く経ってしまうものなのですね。。

今回の担当は、理事で医学教育に携わってこられた中村千賀子さん。通称「お千賀さん」。テーマは「患者さんの本当の気持ちに寄り添うには、自分を知ることも大切」です。

わたし実は、お千賀さんの記事、とても楽しみにしておりました。その理由は、日常の業務に流されているときには気づきにくい、患者医療者関係の間に生じる現象を、とても分かり易く解説してくださるからです。

今回のテーマも、まさにそう。
記事の中では、乳がんを体験された二人の方が、それぞれの場面で相手の態度に対して感じたことを話してくださっています。どちらもこの「相手」の方の態度・言動に不満や辛さを感じてしまっているのですが、どうしてそういうことが起きてしまっているのか。

それが実は、声をかけた側が、自分自身の心の動きに影響されているものであるという解説がされています。

看護師の皆さんは、これを読むと「ある、ある」とうなずけることが多いのではないでしょうか。他意はないのに「焦って」しまって、相手の気持ちを待たずに、「一般的な声かけ」をしてしまう。そして、結果、お互いがすれ違ってしまうこと。

お千賀さんは、「どうしてそういうことが起こってしまったのか」ということに加えて、「どうすれば良かったのか」ということにも触れて話をしてくださっています。ぜひ、この記事を読んで、日々の人とのかかわりを見直すきっかけにしてみてください。

https://nursepress.jp/225711