事務局だより

ナースプレス44回:「患者の意外(?)な思い込み」がアップされました

突然ですが、これを見てくださっている皆さん(特にナースの方々)、意思決定には「バイアス(つまり、「ゆがみ」ですね)」が生じる可能性があるということは、ご存知ですか??

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「この手術による生存率は、90%です。」

「この手術による死亡率は、10%です。」
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この二つ、実は同じことを言っています。なので合理的に考えると、それぞれの情報を提示された時に、手術を選ぶ人の数は、同程度になるはずです。

しかし、「死亡率10%」と言われると手術を受けたくなくなるという傾向が人にはあります。これは、意思決定にかかわるバイアスの一つの、「フレーミング効果」のおかげです。(くわしくは、「フレーミング効果」で調べてみてください。)

 

 

今回の記事は、それぞれの方の意外(?)な思い込みについて書かれています。中にも書かれていますが、この思い込みも、バイアスです。「バイアス」なんて言葉を使われるとなじみが薄いかもしれませんが、記事を読んでいただければ「ああ、あるある、こういうこと」と思われるのではないでしょうか。

今回の担当者は、医療ジャーナリストの北澤京子さん。
北澤さんの分かり易い文章を通じて、ぜひ、意思決定などの行動に影響を及ぼす「バイアス」について、考えてみてください。

https://nursepress.jp/225801