お総菜屋さんのパートをしてました。
妊娠する前までは結構、社員並みに働いていたんですけれども、妊娠してから時間は減らしてもらいつつ、普通に電車とバスで30分ぐらいかけて通勤していました。
結構、力仕事とかもあるんですけど、自分の体は全然平気だったので働いていて、ほんとに突然入院して休んだ感じでした。
――その後は退職されたんですか。
その後は、まだNICUに入院中は保育園預けれるのかなっていう、薄い期待はあったので、しばらく1年くらいは籍置いてもらっていて、退院してしばらくしてから、やっぱりちょっと難しそうってことで退職しました。
――保育園の申請は出す前に、ちょっと難しいかなってご自身で判断されたんでしょうか。
そうですね、申請すら行かなかったですね。
――うーん。でもそれだけ、頼られて待ってもらってるので、ちょっと諦めきれないところはなかったんでしょうか。
それが今のパートにつながっていて、小学校1年生のちょっと前ぐらいに1回、声掛けてもらったんです。
でも「ちょっとまだ難しそうです」って言ったにも関わらず、その1年後ぐらいか、2年生になる直前ぐらいにまた声掛けてもらって、それで働けることになって今も続いてるんです。
あのとき頑張っててよかったなーっていう感じがします。
――今のお仕事はどういうシフトって言うんですかね。どういう働き方なんでしょうか。
その当時働いてた店舗とは別の、地元の店舗で働かせてもらえていて、週に2回、3~4時間ですけど、短いシフトでも雇ってもらえています。
思ったよりも、息子の病気で休むとかはないんですけど、そういうことも理解してくれて働けています。
働いてる日は放課後デイに朝から行ける日なので、もうほんとに安心してお任せしてるので、お風呂も入ってきてくれるし、特に何も考えずに働けています。
――じゃ、それ以外の日は下準備みたいなものはいるんですか。
特に何もいりません。
――働いている職場に対してお子さんのお話とか、どんなふうにされてるんでしょうか。
本人を連れてったことはまだないですね。
障害がある子がいて、ちょっと休むことが多くなるかもしれないということは、社員さん以外の、パートさんとか学生さんとかにも最初にお話はしてます。
――それだけ、ずーっと熱いオファーがあったら応えなきゃいけないですね。お仕事してて、これはよかったなとか思うことってありますか。
ずっと働いてきたので、家にずっといるのが苦手だし、社会とつながってるなっていうことも実感できます。
そんなに稼げはしないですけど、お客さんとのやり取りとかもできるし、人とつながれるのっていいなと思います。