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英国人の喪失体験の語り

インタビュー40

レイチェル
事故当時:44歳
インタビュー時:47歳

シニアソーシャルワーカー。既婚、2子あり(1人が死亡)。息子のデイヴは、警備会社に入社する前、パラシュート部隊に勤務していた。2006年イラクで勤務中に爆弾で死亡し、レイチェルは衝撃をうけた。カウンセリングを受けて助けられたが、それでもくじけずに生きて行くことはときどき難しいと感じる。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー39

ゴッドフリー
事故当時:63歳
インタビュー時:77歳

総合診療医/大学教師。既婚、2子あり(1人は死亡)。 1995年、息子のエイドリアンは、列車に乗ろうとして致命的な外傷を受けた。何が起こったのか、詳細な情報を求めたが拒否され、審問では事故と評決された。怖ろしい悲劇だったが、いまも前向きな姿勢でこれに立ち向かっている。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー36

ディーン
事故当時:63歳(2006年)
インタビュー時:66歳(2009年)

既婚、3子(1人は死亡)あり、国籍はインド。息子のアンドリューは、無免許で、保険にも入っていない男が運転する車にはねられて死亡。ディーンはショックをうけ、荒廃した気持ちになったが、友人や家族、RoadPeace(交通事故被害者を支えたり、交通安全を促進する活動を担うチャリティー組織)に入ったり、スピリチュアリスト教会その他によって支えられた。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー35

マイケル
事件当時:47歳
インタビュー時:52歳

エンジニアリング•コンサルタント。既婚、3子あり(1人が死亡)。2004年に息子のルイスはガレージで勤務中に重度の熱傷を受け、3日後に死亡。支援の多くを家族と友人から受け、カウンセリングも役立った。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー33

ジョスリン
インタビュー時:65歳

会社重役、2子あり(1人が死亡)。2002年息子のエドワードがバリの爆弾テロで死亡。深いショックと悲しみを覚えたが、息子の願いはくじけずに生きてゆくことだと決意した。家族や息子の友人に支えられた。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー28

ドロシー
事件当時:61歳
インタビュー時:65歳

事件当時、公務員(現在は引退)。既婚、2子あり(1人が死亡)。2005年、廃棄物•リサイクル工場で働いていた息子のマークが、労災事故で死亡。ショックと怒り。カウンセリング、催眠療法、および友人達の支援をうけた。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー25

ローズマリー
事故当時:61歳
インタビュー時:65歳

以前、大学の上級管理者だった。既婚、2子あり(1人が死亡)。 息子のジェームスは、2005年7月7日、ロンドンの爆弾テロで死亡。家族は皆ショックをうけたが、ローズマリーは、家族、友人、同僚、牧師や心理療法士を通じて、息子のために素晴らしい記念碑を作成することで支えられた。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー18

ウィリアム
事故当時:45歳
インタビュー時:48歳

消防隊の健康・安全アドバイザー。2子(1人は死亡)あり。15歳の娘、ローレンが自動車道路を横断中に大型トラックにはねられ、ほとんど即死だった。娘を守ることができなかった自分に罪悪感と怒りを感じており、いまも深い喪失感を味わっている。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー16

エリザベス
インタビュー時:52歳

デザイナー兼教師。既婚、3子(1人は死亡)。娘のマーニが車を運転中に大型トラックに衝突して死亡。マーニには病気があり、このために事故死した可能性がある。娘の死亡事故はエリザベスにとって大きなショックであり、心が荒廃した。

英国人の喪失体験の語り

インタビュー13

ピーター
事故当時:57歳
インタビュー時:60歳

セールスマネージャーで、既婚、2子あり(1人は死亡)。息子ティムは自動車の衝突事故で死亡した。19歳だった。運転していたのは彼の友人で酒に酔っていた。ピーターとその妻は深い喪失感に襲われたが、正式なカウンセリングは受けたくなくて、お互いに慰め合って過ごした。