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東京都がん検診センターで消化器内科部長として、消化器系のがん検診を多数行ってきた。熊本市出身、平成2年熊本大学医学部卒業。熊本大学医学部第2内科入局後、関連病院や昭和大学藤が丘病院消化器内科勤務後、平成9年から現在のがん検診センターに勤務。胃がん・大腸がん検診だけでなく、術後の切除標本と画像との対比を行い、診断精度の高いX線・内視鏡診断や内視鏡治療へ取り組んでいる。

語りの内容

今、内視鏡のほうもかなり、太さも違いますし柔らかくなったり、硬さを変える内視鏡も出ていますので、以前から比べると……以前はやっぱり受けられる方も検査を行うドクターも汗水たらしながら両方大変だったわけです。ところが内視鏡機器も非常に進んできまして、挿入しやすい内視鏡が出てきています。それともう一つは、大腸内視鏡の挿入技術というのは昔からかなりキャリア的に差が出てきます。まず大腸専門の、内視鏡を専門にしているところに行かれると、やっぱり検査は上手であるというのは間違いありません。だからそういったところに受けに行っていただくのがいいと思います。
それから安定剤を使うというのは、大腸検査では、私たちの施設では必須で使っています。それはどうしてかといいますと、やっぱり検査台の上に上がられると受診者の方はみんな緊張します。そうするとおなかに力が入ってしまって、内視鏡を入れようとしますが押し出されてうまい方向に入っていかないようになるんですね。だからリラックスしていただくということもあって、それと「うー」と言われながらじっくり観察することはできませんから、お互いに精度の高い検査をするためにはリラックスしていただいて検査を進めていくと。受けたあとも「あの検査は二度と受けたくない」と言われてしまうとそれもデメリットですので、検査を楽に受けていただくために少し安定剤を使って……安定剤を使っていますので、心電図モニターとか血圧モニター、あとは酸素モニターをつけて、優しい看護婦さんがついて検査をしているということで、受けやすい態勢を作っているところが多いと思います、今は。だから、専門的なところで受けられることをお勧めいたします。

私は: です。

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