※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。

インタビュー時:79歳(2012年11月)

関東地方在住。35年前にひどい下痢が続いた後、注腸検査をしたところすぐに入院となり大腸を30センチ切除した。家事や家業で忙しくしており、検診は受けたことはないし、あったかどうかもわからない。子どものころから便秘症であり、お腹の調子には悩まされてきた。医師からは一度も「がん」と診断されたことはないが、それは医師の気遣いであり、自分ではがんだったと確信している。

語りの内容

―― 手術する前に、その、ま、内視鏡ですね、あのー、肛門から入れる検査、それは。

はい、はい、一番最初、はい、はい、はい。

―― 一番最初の、そのときはどうでしたか、内視鏡がすごく痛いっていう方が、も、いらっしゃる。

あのね。

―― それどころじゃなかったですか。

手術、手術の前にはね。

―― ええ、どんな検査していましたかね。

内視鏡は、まだね、入れなかったじゃないかしら。

―― はあー。

まだ、その検査はね、できなかったんじゃないかと思うんですよ。

―― ああ。

あのー、そうですね、ちょっとね、そこら辺がね、わたしもね。

―― まあね、だいぶね、昔のお話なので、あれですけれども。

はい、まだね、そこまで、先生はね、おやりにならなかったんじゃないかと思うんですけどねえ。うーん。

―― じゃ、その前のところで、えー、写真を撮ったという写真は、それ、内視鏡入れた写真ですか、それとも違うのか。

え、内視鏡っていうよりね、あのー、あの頃はまだバリウムを入れての撮影でした。

―― あ、バリウム。

あ、その次はバリウムです。

―― 注腸検査ですね。

うん、うん、それです、まだ、そのころは。

―― どうでした、その検査は。

いや、もうね、あのー、自分が、その血液の塊が出ているから、あのー、よい、いいことはないですよ。ないけど、これをやらないと、自分は死んじゃうと思っているから、先生の言われるままに、あのー、動きましたから、はい。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧