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東京都がん検診センターで消化器内科部長として、消化器系のがん検診を多数行ってきた。熊本市出身、平成2年熊本大学医学部卒業。熊本大学医学部第2内科入局後、関連病院や昭和大学藤が丘病院消化器内科勤務後、平成9年から現在のがん検診センターに勤務。胃がん・大腸がん検診だけでなく、術後の切除標本と画像との対比を行い、診断精度の高いX線・内視鏡診断や内視鏡治療へ取り組んでいる。

語りの内容

大腸がん検診、便潜血検査は排泄物を取るだけの簡単な検査なんですけれども、その次の検査、これが大事なところなんですが、精密検査というのは一つハードルが高いっていうのが、なかなか精密検査の受診率が低いという問題になっています。いろいろ改良されてきまして、以前は食事を3日ぐらい前から制限したりとかしながら洗浄液、検査当日2リットル飲まなきゃいけなかったんですね。それがもちろん大変だということで、その点についていろいろ検討してきました。
そこで、今出てきたのは、私たちの施設でも使っていますけれども、検査当日に新しく、昨年の6月に出た洗浄液ですが、1リットル飲んでお茶を500cc飲むというタイプが出てきていますので、だいたいそれで7~8割の人は検査を受けることができるぐらいきれいに前処置ができている状況です。だからだいぶん変わってきました。ただ、味が、味は個人差がありますので好き嫌いがあります。ただ、胃袋が1.3リットルぐらいの容量なので、1リットルまでだとある程度嘔吐せずに入る量だと思います。そのあとにお茶を500cc飲んでいただく。お茶とか水を飲んでいただくということで、ちょっとまずかった洗浄液を、味が変わりますので比較的飲みやすくはなってきています。以前は、2リットルの時代は、途中で飲めなくなったとかいうお電話をよく頂いていましたけれども、今、その1リットルになってからは「飲めない」という方はほとんどいらっしゃらないです。ただ、味が悪いと。でも「おいしい」という方もいらっしゃるし、味に関しては非常に難しいです。味に関しても、今、メーカーではもうちょっと味を工夫しようという努力をしているという状況です。かなり変わってはきています。

私は: です。

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