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インタビュー時:60歳(2013年2月)
関東地方在住。調理補助の仕事をしており、細菌を調べるため毎月検便を行っている。この他に1年に1度会社で健康診断を受けており、そこでも検便をしている。こちらは、体の今の状況を把握するための最低基準だと思っている。幸いどちらの検便でも陽性になったことはない。夫が舌がんで亡くなっており、早期発見するのは難しい場合もあると感じているが、自分で受けられる検査は健康の状態をチェックするためにも受けていきたいと思う。
語りの内容
―― 説明っていうのは、もう書面だけですか、それとも…。
異常なしと書いたものをいただくだけですね。
―― じゃ、特に、そこでお医者さんと面接するとかいうことはない。
あのー、ないですね、はい。
―― 健康診断のほうもなかった?
ないですね。
―― すると、まあ、健康診断の中の検便っていうのは、恐らく、その、ヘモグロビンというか血が入ってないかっていうのを見ると思うんですけど。大腸がんの検査だっていうのは、ご存知でしたか。
あ、それは知りませんね、ええ。
―― そうすると、まあ、健康診断の中で年に1回やっている検便っていうのは、じゃ、何のためにやっているのかなあと思っていました?
ああ、……まあ、月に1回のは、会社で食べ物にかかわる仕事なので大丈夫かっていう、そのクリアのための検査が一番ポイントになるんじゃないかと思うんですけど。1年に1回の検査は、健康診断は、やはり、自分の今の状況を把握するための最低基準だなというような認識ですね。
―― そうすると、まあ、この検査はこの病気を知るためとか、そういう具体的なことは、あまり考えたことはない?
考えたことは今ほんと思えば考えてなかったというほうに入るんじゃないかと思うんですね。でも、わたし、個人的に、自分の血液のチェックはしたいなと思って。ときどき、ま、年に、…そうですね、5回ぐらいか、献血に行っているんですね。ええ、そして、献血すると、あとでデータを送ってくれますので。それを見て、今の自分の血液の状態っていうのを、継続的にチェックできるので平行して自分の健康管理のために使っているというのも一つありますね。