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インタビュー時:38歳(2013年5月)
関西地方在住。就学前の子ども2人と夫の4人暮らしである。子育て中心の毎日を送っており、特に気になっている病気もないため、健康診断を積極的に受けているわけではない。がん検診も自分にはまだ遠い話である。ただ、自治体主催の0次健診というのが5年に1度実施されており、それは受けたことがある。0次健診には無料の託児がついており、とても助かった。子育てや仕事で忙しい若い人たちへの検診には、豪華でなくても良いので受けやすい環境が必要だと思う。
語りの内容
―― はい、と、えーと、大腸がん検診ってどういうことをやるかご存知ですか。
知らなかったんです。実は(笑)。
―― ああ、検便も、じゃ、ずっと、その0次*でやっていなかった。
うん、やっていなかった、そうです、はい、検便とったの…多分学生以来とっていないと思います。
―― すると、もう、えーと、ま、学校出られて、1回就職とかされています?
あ、でも、あのー、身体検査はなくて、はい、受けてないです。受けよう受けようと思いながら、ドックの勧めもあったんですけども、なかなかその仕事のほう都合がつかなくて。何か、先送り先送りにしてると、はい、結局受けずじまいですんでしまってました。はい。
―― それは、あのー、普通の会社の社員として。
あ、ではなく、あの、プライベートで受けようと思ってね、人間ドックだとかそういうので受けようと思っていたんですけれども、はい。
―― あの、ということは、会社で健康診断とかなかった。
あ、そうですね、あのー、自営業をしていたので、わたし、はい、あのー、……なかなか、はい。
―― ということは、えーと、社会保険ではなく。
ではなく、国民保険、ずっと。
*0次健診とは地域のNPO法人と大学が共同で実施している健診で特定健診を兼ねている。市民の健診データを大学の研究のため継続的に提供するもので、無料で受けられる。