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インタビュー時:52歳(2010年1月)
女性・関東地方在住。小規模な編集デザイン事務所に勤務。近年まで会社での定期健診は行なわれていなかった。現在行なわれている定期健診には便潜血検査も含まれていて、昨年は再検査の通知を受け取ったが、踏ん張りすぎたからだろうと思い、病院には行かずに1年が過ぎた。おしりのことになるとやはり恥ずかしいという思いがあり、目をつぶっているようなところがある。
語りの内容
検査してもらって、その結果が出たときに、もう一度検査してみてくださいとか、そういう報告は来るんですよ。で、えーと、自分でもやっぱりその、採取する日に、「はあ、出ない」とか思って踏ん張ると、絶対に、あの、あ、これはきっと何か異常があるんじゃないかなとか思うと、やっぱり再検査をしてくださいとか出てくるんで、そんなにこう、何ていうんだろう、がんとかは思ってないので、あの、さらりと通してしまいます。
―― 再検査という書類が来たりっていうことはまだ。
あ、えーと、一応…、もう一度検査を受けてみてくださいっていうメモは入ってましたけど、でも、あの…、きっと踏ん張り過ぎだなと……。自己判断なんですけど。
―― えーと、そのときは、えーと、再検査には。
行かないで。
―― 行かずに。
はい。行かずに1年がたちます。はい。