※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。
インタビュー時:44歳(2013年2月)
女性・首都圏在住。これまで、会社での健診、主婦健診、国保での地域健診など、色々な健診の中で便潜血検査を受けてきた。今は国保なので自治体の特定健診を受けており、検便も一緒に受ける仕組みになっている。検便に使うキットは健診に申し込むと送付され、健診会場に持参するので、特にわずらわしさは感じない。直近の検査で陽性になり、内視鏡検査を受けたが、問題はなかった。不定期だがヨガを続けており、体の調子について仲間と話すことはあるが、体で気になることがあるときに気軽に行ける医療機関があると良いと思っている。
語りの内容
―― じゃ、その便が、出きっていない、あのー、やっぱり中の中がすっきりしないっていうときに、何か、まあ、がんじゃないかもしれないけど、ポリープかなとか。
はい、何かあるのかなっていう想像はしました。あ、えーと、ですね、また思い出した。実の母が、去年、もうおととしですね、おととしの末に、えーと、大腸の内視鏡を受けて、そこで初期のがんが見つかって取っているんですよ、はい。ほんとにごくごく初期で、ま、多分、母、母から直接聞いたわけじゃないんですけど、ま、えーと、陰性が出たから、あ、陽性が出たから、精密検査しましょうって言ってした市の総合病院か何かで、で、見て見たら…あったので取って、細胞検査をしたら悪性でしたみたいな、はい。でも、もう、きれいに取っちゃったから心配いりませんよって…いうことだったんですけどね。
―― ああ、なるほど、と、まあ、そこで、えーと、どういうふうに感じられました、それを聞いて。
うーん、それを聞いて、やっぱりおなかに違和感があったりなかったりする時期とかぶったので、じゃ、まあ、遺伝的にわたしに可能性がないわけじゃないなというのは感じましたね。
インタビュー30
- 市の特定健診と一緒に申し込むと便潜血検査のキットも郵送で送られてくるので楽だが、検診日より3日以上前に採った便は冷蔵庫に保管するように注意書きがある(音声のみ)
- 昔に比べて便を取る量が減ったのはいいが、洋式トイレの場合は準備が間に合わないこともあるので、他に良い方法はないのかなとは思う(音声のみ)
- これまで働いた職場の中には1日休みをとって健診専門の病院に行かせてくれるところもあった(音声のみ)
- 内視鏡はお尻を出すということに加え、痛いイメージがあったのでハードルが高かったが、医師が上手かったのか、実際には痛みはほとんどなかった(音声のみ)
- 目の前にモニターがあって、今こうして腸の中をカメラが通っているというのを見られるのは安心につながったと思う(音声のみ)
- 検査の後に待合室に呼ばれ、そこで医師から内視鏡で見た感じでは大丈夫だと言われた(音声のみ)
- 便潜血検査は考えずにするっと受けてしまうのかもしれないが、精密検査のために会社を遅刻したりするのはおっくうなので行かないかもしれない(音声のみ)
- お腹に違和感を感じていた時期に、母が内視鏡検査で切除した組織が初期の大腸がんだったとわかり、自分にも大腸がんの可能性がないわけではないと思った(音声のみ)
- 生理の時には不安だが、また1年持ち超すのも嫌なので、そのことを言って提出している(音声のみ)