ジリアン
インタビュー時:55歳
性別:女性
診断時:51歳と53歳
経歴:既婚、ITトレーナー。
国籍:イギリス人(白人)
短縮版:ジリアンは2005年に乳癌と診断され、その時の年齢は51歳であった。乳腺腫瘤摘出術、放射線療法、タモキシフェン投与およびアリミデックス投与を受けた。2007年、非浸潤性乳管がんと診断された。乳腺切除術と同時に広背筋皮弁方乳房再建および化学療法を受けた。
語りの内容
12月28日に化学療法が終了し、その日は前にも言ったように、夫が病気になり、私が嘔吐袋を抱えていたあの2008年1月4日日のようでした。私は本当に、それはおそらく今までで感じた一番最悪ものだったと思います。2階にあるベッドに横になり、「ちょっと休ませて。」と言いました。ただただ、最悪の気分でした。
あなたは救急外来に行きましたか。
いいえ、化学療法を受けていたので行きませんでした。彼らは、時間外用らしき電話番号(実際にはそれは[remove place name]の中央病院の番号でしたが)を私たちに与えました。最終的に土曜の夜中1時頃に夫が電話したと思います。私たちは体温計を買っていました。というのも体温計は感染症にかかっていないかを確認するために化学療法の経過を記録する手段の1つでした。だから、私たちは体温の観察のようなことをしました。それで、夫は私の体温が高いことに気づきました。夫が電話をしたとき、体温と、私が全身の具合が悪いと感じていたというような事実を伝えました。「急いで彼女を連れて来なさい。」というようなことを言われたそうです。
車で病院に向かい、到着したのが深夜3時頃でした。でも、また私たちはただベッドの上に乗っていて、そしてそれは、「ただ私を行かせて。」って感じでした。私はとても具合が悪かったです。なので、たしか6日間くらい病院にいたと思いますが、私はただとても具合が悪かったです。
私は2008年の3月初旬に仕事に戻りました。ひとつの見方、つまりあるウイスル感染から開放されたからです。それは、私が病気で休暇を取得してから20ヵ月近くだったと思います。肉体的には十分回復していたと思います。
インタビュー49
- ジリアンは、経過観察のための定期診断時に実施したマンモグラフィにより非浸潤性乳管がんと診断された。
- ジリアンは同じ箇所が再び癌になるとは全く考えていなかった。今回、彼女は非浸潤性乳管がん(DISC)を患った。
- ジリアンは乳腺切除術と同時に乳房再建をしてもらうかどうかを決めることに少し焦りを感じた。DCISと診断されただけだがジリアンは先に行くことに決めた。
- 化学療法を受けた直後、ジリアンはウイルス感染し、入院した。彼女は1週間入院し、その後順調に回復した。
- ジリアンの夫は妻が癌であることを人に話した。ジリアンがその人達に話した時に、癌のことをすでに知っていたので、助かった。
- ジリアンにとって、リンパ浮腫は、癌になることよりつらいものである。なぜなら、それが進行中だからである。彼女はスリーブ(弾性着衣)を着けたり、腕のマッサージの仕方を教わったりしたけれども、彼女はリンパ浮腫にイライラを募らせている。
- ジリアンは順調に回復しているが、ときどき少し気分が落ち込むことがある。癌になったことのない友達や家族は、ジリアンの気持ちを理解するのが難しいと感じることがよくある。
- ジリアンはタモキシフェンの服用でひどいほてりを経験したが、アリミデックスで副作用を経験することはなかった。しかし、DCISと診断されたため、約6ヵ月後、彼女はアリミデックスの服用を中止しなければならなかった。