診断時:38歳
インタビュー時:40歳

1999年に乳がんの診断。乳房温存手術、化学療法、放射線療法、タモキシフェン投与。

語りの内容

もちろん、このような癌の体験を通じて、この国の国民医療サービスには失望しました。この制度にはがっかりさせられましたし、乞食同然におとしめられただけでなく、人生さえ破壊されてしまったようなものです。私はゼロからやり直さなければなりません。私は自分と同じような人々を助けるため、癌のサポートグループを始めようと思いました。
私と同じようなことが起こったときに彼らが闘う手助けをしたり、癌を克服した先に人生が続いていることに気付かせてあげたり、癌について率直に語り合える場を提供したり、痛みへの対処法を知ってもらったり、家族がうまくやっていくのを助けたり。通院の手助けをすることもできるかもしれません。それだけでなく、彼らに「私も同じでした。私も癌と診断されて、同じ経験をしてきました」と話せば、彼らは本気で耳を傾け、頼りにしてくれるでしょう。自分が実感していることですが、医師に相談するよりも効果的です。患者は医師よりも、仲間の患者を信頼するものです。

私は: です。

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