診断時:32歳
インタビュー時:42歳

1991年に乳がんの診断。乳房温存手術、放射線療法、化学療法。

語りの内容

そうね、私ががんだってことに対して、まわりの人たちの反応は、「マー、嫌ねー」だったのよ。みんなは、そう世間一般のほとんどの人たちは、その言葉、つまりがんという言葉を話に出すのが嫌なのよ。まあ、私の担当医もそうだったのよ。それに、私を避ける人たちがいることを時々感じるようになったわ、その人たちは私に何と話しかければいいのか分からなかったんじゃないかしら。私を避ける人たちがいるってこと考えるのは、本当に耐え難かった。
私のことを避けることなく接してくれた人たちもいたんだけど、そうでない人たちもいたの。でも、だからといって私を援助するのは嫌だというわけではなかった、何て話しかければいいのか分からなかっただけなの。ただ私に話しかけるのを避けただけなの。だから私を避けたの、難しい問題だったわ。このことは若い人であれば、さらに難しいと思うわ。世間の人たちのがんに対する態度のせいで、もっと心が傷つくわよ。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧