診断時:70歳
インタビュー時:70歳

2001年に乳がんの診断。両側乳房切除術、タモキシフェン投与。

語りの内容

医師に「残念ながら、あなたはがんです」と言われたときは、「うわっ」と思いました。がんだから、というわけではありませんでした。がんより大変な病気もありますから、この世で最悪の診断結果だとは思いませんでした。パーキンソン病や、脳卒中や、多発性硬化症ではなくてよかったと思いました。70歳でがんというのは、それほどひどいことではありません。進行は遅いですし、治療も難しくはありません。がんだと告げられたときは、正直なところ「面倒なことになったな」と思いました。多少は厄介なことですから。でも、落ち込むことはありませんでした。この病気によってすぐに死ぬことはないとわかっていましたし、がんの告知が死刑宣告だとも思っていません。それは根拠のない話です。私はがんを上手く克服し、その後も元気に過ごしている人たちをたくさん知っています。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧