診断時:39歳
インタビュー時:41歳

1999年に乳がんの診断。乳房切除術、化学療法、放射線療法、アリミデックス投与。

語りの内容

情報検索したり、Imperial Cancer Care Book(王立がん研究基金の出版物)の「乳がん」の本(とても参考になる本だと思うんだけど)などを読むと、いくつかのリスク因子が挙げられているけれど、私はどの因子にも当てはまりませんでした。
だから私にとって乳癌は誰でもかかるたちの悪い病の一つにすぎません。
そう、禁煙(私は11年位前に禁煙した)のような自分でできる予防策があり、これは一旦癌にかかったら確実にやらなくてならないことです。
実行するには正しい情報が必要です。メディアは全く人騒がせともいえる対策をいろいろとあげています。例えば、ヘアダイとか、授乳したかどうかとか、閉経したかどうかなど。私はそのうちどれが事実に基づいたものなのか分かりません。私が強く云いたいのは無視した方がよいということです。驚かされたり、怖がったりしてはいけません。その代わり専門家のいうことを大事にして、事実にこだわることね。
もし何か疑問があったら、挫けそうになったら質問してみたらいい。そうすれば「そうだったかもしれない」とか、「そうすべきでない」とかが分かります。
また、自分にはしたいと思ったことや長年抱いてきたことをする時間は大いにある、あるいはそれをするための時間を繰り合わせてきたのだということです。

私は: です。

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