診断時:70歳
インタビュー時:70歳

2001年に乳がんの診断。両側乳房切除術、タモキシフェン投与。

語りの内容

傷跡については問題ありませんでした。私は手術室看護師です。一般の方とは違います。傷跡は仕方のないものですから、気になりませんでした。私は両側の乳房切除術を受けたわけですが、乳房を失って悲しいかと聞かれたら、正直な答えはノーです。私にはこの60、70年間、乳房がありました。私自身と同じように若々しかったその乳房も、もう役目を果たしました。乳房がなくても私は一人前なのです。乳房を失ったことは、大きな問題ではありませんでした。パッド入りブラジャーをしているのは、そうしないと服を着たときにおかしいから、ただそれだけの理由です。それ以外のことは、本当に全く気にしていません。

私は: です。

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