乳房切除術を行って再建術をしなかった多くの女性たちもその決断について話していました。何人かのインタビュー回答者はもうこれ以上手術を受けることを望みませんでした。他の人は、補正用パッドが快適で、それに満足しているので、再建を選択しませんでした。しかし、別の人は、再建術のために本来なら影響を受けるはずのない身体の部分を傷つけたくないと言っていました。再建術を望まなかった人たちは、しばしばこれらの理由を挙げていました。
ある女性は、再建した乳房がもともとの乳房と比べてどのように見えるか不安に思っていました。別の人は他に問題が発生することを危惧して再建しないことにしました。何人かの女性たちは、もしもっと若かったら乳房再建術を考えたかもしれないと話していました。多くの人たちにとって再建するかどうかの決定は変わってしまった身体の形、または、個人的な人間関係、またはその両方への感情に結びついていました(ボディイメージを参照)。
2017年10月更新
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