診断時:24歳
インタビュー時:27歳

1998年に乳がんの診断。乳房温存手術、化学療法、放射線療法。

語りの内容

 そうですね、私が乗り越えられたのも、私の家族がとてもすばらしく、すばらしい仲間だったからだと思います。母とはずっと仲が良く、父とだってもちろん仲は良かったですが、突然、いつも両親と一緒にいるようになったんです。それで、私はまた子どもに戻ったみたいに、家族に100パーセント頼り切った状態でした。特に一番具合が悪かった何週間かは。
 そう、10代の頃は、何だっていつも友達の所へ飛んで行ってました。それが突然、いつも家にいるようになって、家族が傍にいてくれることに本当に感謝する気持ちが生まれました。夜に家族と一緒に座ってテレビを観たりなんて、今まで全くやらなかった事です。でもそういった事が本当に楽しかったし、今では両親と一緒にいることが大好きになりました。
 昼や晩にテーブルを囲んで話したりすることを本当に幸せに感じます。それに父と一緒に外出するのは本当に楽しい。今までそんなの一度もした事なかったんですが、本当に楽しかったですよ。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧