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診断時:22歳
インタビュー時:25歳(2008年10月)

東海地方在住。悪性黒色腫(メラノーマ)を患った経験あり。2006年冬、自分でしこりを発見し、受診。右乳がんを診断され、右乳房切除術+腋窩リンパ節郭清、術後抗がん剤治療を受けた。 両親と3人暮らし。専門学校卒業後は飲食店で接客業のアルバイトをしていた。

語りの内容

最初のうちはそれでも、髪の毛ちょっと薄くなったね、ぐらいだったので良かったんですけれど、もうほぼ抜け始めてきたら、その状態では過ごせないので、帽子を被らなければと。で、ちょうどあったのが毛糸の帽子だったので、それを被ってみたら、チクチクと、毛根にチクチク当たり痛いし、あとはもうゴールデンウィークの付近だったので、毛糸の帽子だと暑いのと、やっぱりいくら病気だとはいえ、やっぱこの時期にその帽子をかぶっている人は変みたいな感じで、毛糸の帽子は無理だなと。
で、テレビとかでよくバンダナをしている姿を見ていたので、バンダナだ!と思って、次にバンダナをしてみたんですけれど、結び目が直接毛根、頭皮に当たるので、その結び目のところの頭皮がすごく痛くなってきて、で、結び目が頭皮に当たらないようにどう被るのか一生懸命考えたんですけれど、やっぱりどうしても結び目がどこかに当たってしまって、バンダナもちょっと無理だなっていうことで、もうどうしよう、どうしようってなったときに、ちょうど病院の売店に行ったら、脱毛の人用の帽子が売っていて、綿素材で結構汗とかも吸収してくれて、で、なるべくその縫い目が少ないような形になっていて、頭皮に当たっても痛くないようなすごく考えられている帽子が売っていたので、もうそれを1枚購入してかぶってみたら、すごく良かったので、その形の色違いを何枚も買って、その帽子を使用していました。

私は: です。

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