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インタビュー時:47歳(2016年9月)
疼痛期間:約30年
診断名:子宮内膜症、子宮筋腫
首都圏在住の女性。大学生のときに激しい生理痛に襲われ、子宮内膜症の診断をうけた。ピルによる内服治療をしたが、その後は治ったと思い、特に治療はしなかった。生理痛が激しいときには、鎮痛剤を使用し寝込んでいた。30代半ばから、生理以外の日にも痛みが出現、ホルモン薬を使用しないと激痛に襲われるようになった。40代に入り、子宮鏡下の手術で子宮筋腫を摘出後、出血量も少なくなり生理痛もよくなった。
語りの内容
引越をするための物件を見に行って、12月に暖房器具のないところで、あの、物件を見ている間にものすごく冷えがあって、その後にあの、ガッと悪化したということもあって。やっぱり冷えは非常にまずいんだなって反省をしまして、あの、おなかと背中とにカイロを貼る。背中といいますか、腰ですね。おなかと腰にあの、カイロを貼る。そういうふうなこともやったりしました。で、カイロを貼ると気持ちいいですし、楽にはなりますが、なので、あの、主に家でその鎮痛剤を飲んで、まあ救急車を呼ぶ程度ではないけれども、まあ布団にくるまって、もう布団をキーッと抱えて我慢してる段階のときには、併せてカイロを貼ると、貼らないよりは少ししのぎやすかったかなというのはありました。ただ、それで鎮痛剤を飲んで、それまでがもういろいろな痛みやら具合の悪さを抱えての末のことなので、寝込んでしまっておなかに低温火傷をしてしまうことがあったり。だから、寝込むに寝込めなくて、なかなかちょっとそのカイロも、何枚ぐらい衣類を重ねて、その上から貼ったら危なくないのか。あんまり遠くても温かくないし。なんかその、どうしたらいいのかっていうのでこう、なんか変に頭を使って疲れてしまったり。
で、あの、少し後になってきますと、よもぎ温座パットというか、あの、韓国のよもぎ蒸しといわれる、なんかそういうふうなものがあの、生理用品みたいな形になって貼るとじんわり。そういうのがあって、それも併用していました。それも気休めかもしれないんですが、何より冷たいよりは温かいほうが絶対いいので、それは使ってたんですが、やはり時々、「あちちちち」ってなって、あの、なかなか難しかった。何より、やはりそれら、いろいろ駆使してはみたんですけれども、あの、薬を切るには至らなかったし。で、何よりそれはあくまで対症療法で、あの、病変そのものを小さくするっていうふうなことはないですし、もちろんそれをしたから完治するっていうこともやはりないというふうなことでしたが、あの、緩和には役立ったかもしれません。