インタビュー41
インタビュー時年齢:69歳(2015年5月)
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の補助療法の治験(第3相・プラセボ対照試験)に参加したが、再発して中止。
九州地方在住。2007年にびまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断され、抗がん剤治療を受けて一旦寛解状態になった。その後の補助療法を検討する中で主治医から医薬品の治験を紹介されて参加したが、試験期間中に再発し中止。再発時には「プラセボだったか」ととも考えたが、後悔は全く無かった。今後もできることがあれば最大限協力したいと思っている。
インタビュー19
インタビュー時年齢:77歳(2014年6月)
慢性リンパ性白血病の治療薬の治験(第何相かは不明・実薬対照試験)に参加。
首都圏在住。2010年にリンパ性白血病と診断され、経過観察をしていたところ白血球数が増えてきたため治療が必要になった。主治医から、治療法の提示とともに治験を提案され、この年齢でもう一度人の役に立てるのであればと快諾した。2013年8月から点滴薬と服用薬の併用で、約10日間入院し、その後は通院に切り替わって、約1年半参加した。
インタビュー16
インタビュー時年齢:51歳(2014年3月)・女性
慢性骨髄性白血病の治療薬の治験(詳細不明)への参加に同意したが、投与開始前に中止。
首都圏在住。2009年に慢性骨髄性白血病と診断され、既存薬を服薬していたが合わず、休薬中にセカンドオピニオンを聞きに訪ねた病院で、治験の話を紹介された。薬が効いた場合は治験が終わっても優先的に使わせてもらえるという点にひかれ、迷いながらも参加を承諾。事前検査を受けている期間中、副作用に関する疑問を医師に質問したところ、説明もなく、治験に参加しなくてよいと言われ、参加を中止。
インタビュー14
インタビュー時年齢: 79歳(2014年2月)/女性
慢性骨髄性白血病の経口薬(第3相試験/実薬対照)の治験に参加。
首都圏在住。慢性骨髄性白血病で当時飲んでいた薬でなかなか良い結果が出なかったところ、主治医から治験を紹介された。新薬と既存薬のランダム化比較試験だったので、新薬を服用するかもしれないことや、通院の負担など参加への迷いもあったが、息子の勧めもあり参加を決意。2008年から1年間参加した。
インタビュー11
インタビュー時年齢:70歳(2013年12月)
慢性骨髄性白血病の治療薬の治験(第1/2相から継続投与・プラセボ対照ではない)に参加。
首都圏在住。2006年に慢性骨髄性白血病を発症。標準薬で治療中に副作用が出てしまい、入院待ちをしていたところ、主治医より治験を勧められた。治験のことは自分には関係ないことと思っていたが、信頼する主治医が「自分なら参加する」と言ったので参加を決めた。治験は3年間続き、製造販売後臨床試験にも参加した。