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インタビュー時年齢:70歳(2013年12月)
慢性骨髄性白血病の治療薬の治験(第1/2相から継続投与・プラセボ対照ではない)に参加。
首都圏在住。2006年に慢性骨髄性白血病を発症。標準薬で治療中に副作用が出てしまい、入院待ちをしていたところ、主治医より治験を勧められた。治験のことは自分には関係ないことと思っていたが、信頼する主治医が「自分なら参加する」と言ったので参加を決めた。治験は3年間続き、製造販売後臨床試験にも参加した。
語りの内容
―― 治験に参加されていたのが3年ということだったんですけど、少し長いですよね。3年の間の治験というのは。
そうです。それで、薬が発売するまで続けたわけですよね。あの、何というんでしょう、結局、製造発売臨床試験(正しくは製造販売後臨床試験)て、お薬の、何ていうんでしょうね。
―― 発売された。
はい、発売するまで一応こういう形でやっておりましたね。はい。
―― では、治験のタイプが、2種類というか、2回あったということですか。
うーん、治験は、この。
―― 同じお薬ですね。
そうですね。3年して、いつかは忘れましたけど、厚生省の許可が割と早く下りたとおっしゃってましたね。それですぐ発売のほうになりまして。で、それからずっとそれを飲み続けて、もう7年になるんですけれどもね。
―― お医者さんのほうからも、途中まで、何月まで、何年何月までで、効こうが効くまいがやめちゃうよという話ではなかったんですよね。初めからずっと使い続けますよと。
ええ、それはずっと経過がいいですからね、データが本当にいいですから、やめるあれはないわけですよね。うん。
―― その期間というのがですね、治験の期間は、何年から何年まですって、一番最初に入るときには決まってなかったんですかね。
あ、最初、その都度都度、経過を結局見て、「いいからまた継続しましょう」ですから、同意書はたくさんあります。
―― ああ、じゃ、1サイクルごとに(同意書を書いて)。
そうです、そうです、はい。