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インタビュー時年齢:81歳(2014年8月)・女性
頻尿の治療薬の適応拡大のための臨床試験(詳細不明・実薬対照試験)に参加したが、副作用と思われる症状が出て中止。
関西地方在住。2013年に腎臓摘出手術後、定期検診の際に夜中にトイレに起きると主治医に話したところ、男性の頻尿を抑える薬を女性にも使えるようにするための試験に協力してほしいと言われ、その場で同意した。初めて薬を飲んだ直後に血圧が下がって具合が悪くなり、自分から中止を申し出た。
語りの内容
これからも(治験を中断したあとも、治療のため)定期的に検査を受けに行かない、10月にまたね、行かないといけないんですけれども、まあ、わたしが先生(主治医)に、あのー、(治験継続を)断った時点で、ちょっと先生、気分的に、ちょっとご機嫌悪くなったかなっていうふうな感じはあったんですけれどもね。ま、それはそれとして、知らない顔をしていこうと思うし。何か、違うね医療機関で検査を受けてもいいかなと思うんですけれども。かかりつけのドクター(主治医)にも「これからのCT検査も、あのー、違うところでどうですかね」なんていうふうに言ったんですけど、やはり、データもね、前のもあれして参考になるからって言われているから。まあ、定期検査は受けないといけない、そこで受けないといけないかなとは思っているんですけれどもね。
インタビュー21
- 治験の薬を飲んだ直後にぐったりしてしまい、めったにない低血圧になったので担当医には続けてほしいと言われたがもう飲みたくないと断った(音声のみ)
- 臨床試験について医師以外からの説明は一切なく、何を説明したかを記した2~3枚の同意書を渡されたが、改めて読み返す時間もなくその場でサインをした(音声のみ)
- 医師からは副作用として、血圧が下がることしか言われなかったが、実際に薬をもらいに行ったら、薬袋には倦怠感や脱力感などたくさんの副作用が書かれていた(音声のみ)
- 腎臓がんの術後検診の際に頻尿気味であることを話したところ、男性向けの頻尿の薬で、女性を対象にしたデータを取りたいので協力してくれないかと頼まれた(音声のみ)
- 治験継続を断ったことでかかりつけ医の気分を害したかもしれないが、気にしない様にして定期検査に通っている(音声のみ)