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インタビュー時年齢:54歳(2015年3月)・女性
強度近視の矯正のための眼内レンズの治験に参加を希望したが、条件に合わず不参加。
関西地方在住。総合病院にCRCとして勤務。中学生の頃からコンタクトレンズを使っており、レンズを入れても0.7くらいの視力しかない。2010年、レーシックなど検討してインターネット等で検索していたところ、前房にレンズを埋め込む、フェイキック眼内レンズの治験を知った。自分に合っていると思って検査を受けたが、埋め込む部分が薄すぎて参加不可だと言われ、がっかりした。
語りの内容
(医療機器メーカーの)ホームページ開けてみたんですけど、承認とれましたっていうの書かれてなかったんで、まだ、ひょっとしたら申請中、もしくは何か別の試験をやったりとかされているのかなと。まだ、この治験って、ま、いろんな方がいて、ご存じかもしれませんけども、ま、ある程度試験が進んで、そうすると、その中で、例えば、ま、ちょっと有害事象たくさん出ますとかね。あるいは、別のよく似た薬とかで、こんなのが、こういう、傾向が、有害事象がよく出ていますとかっていうような、ここまでいうと、別の、その、試験をもう一つ組んでくださいとかね、いうようなことってよくある、よくあるんですけど。なので、厚労省から、この、今、こういう、検査、新しい技術で、こう、例えば、別のやり方でデータがとれるようになっていたりすると、このやり方でとったデータを出してくださいとかね、ていうので、また別の試験でこのあたりとかって、よくあるんですけど。何か、そんなことがあるのかもしれないし、まあ、ただ、単にこの試験がすんでデータを申請してはって、また、ま、承認が下りていないのかもしれません。ま、わたしが見れなかっただけで、ひょっとしたら下りているのかもしれないですけど。
インタビュー29
- 他に治療法がなければリスクが高くても試したいだろうし、リスクが低くてもメリットも少ない治験もある。最初から扉を閉めないで、とりあえず話を聞いてほしい(音声のみ)
- 眼内レンズの治験を実施していた会社のホームページには承認されたとは書かれていないので、まだ申請中か別の試験を実施中かもしれない(音声のみ)
- 眼内レンズの治験で、年齢、近視の程度、矯正視力などの条件がすべて当てはまり、同意書にもサインしたが、検査の結果、条件に合わないことがわかりがっかりした(音声のみ)
- 自分に合う治療法があるのではないかと思い、インターネットで新しい治療法を調べていた。新聞で見たものをインターネットで調べることもあった(音声のみ)