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インタビュー時年齢:46歳(2015年4月)・女性
尋常性乾癬の治療のための生物学的製剤の治験(第2相・プラセボ対照試験)に参加。

四国地方在住。尋常性乾癬という皮膚の病気でかかっていた大学病院の主治医から紹介され、2012年頃から参加し(第2相)、2015年現在も第3相に参加中。受けてみたいと思っていた薬で、途中でやめるのも自由だったのですぐに同意した。この薬が高額なのは知っていて、治験費用が無料なのは怖いとも思った。承認後もこの高額な薬を使い続けるために、何らかの公的支援が欲しい。

語りの内容

―― まず(第)2相のほうの金銭に関することをお聞きしたいんですが、こっちは謝礼みたいなものが毎回出てたんですか。

1日交通費という名目で7,000円。

―― ほかの例えば検査代だとか診察代とかは。

は、無料で。はい。

―― そういった部分、どういうふうにお考えでした?当時は。

当時は、無料という部分が怖かったですね。

―― あ、怖かった。

はい。無償ということは、後遺症とかが出た場合は補償しますっていうふうにあるけれど、無料をいいことに好きにされるんじゃないかなという。

―― 最初、これ受ける前は、「月5万円の製剤を破産してでも」っていう(くらい)、金銭的に困って、負担になるなと思っていたところに、「はい、無料ですよ」っていう治験が出てきた。

治験ていうのが、やっぱり今まで発売されてる分を打ってくれるんだったら、まあラッキーだったんですけど。「(治験の薬も今までに発売されているものと)同じような効果がある。だから、そんなに変なことにはならない」と思ったんですけどね。やっぱり薬としてまだ日本の国が認めてないものを打つから、逆に何かあったときに、自分自身が自分自身の体に責任は持てないよというふうに思いつつも、これイチかバチかじゃけん、仕方ないよっていう。

私は: です。

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