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インタビュー時年齢:58歳(2014年11月)・女性
線維筋痛症の治療薬の治験(第何相かは不明・プラセボ対照試験)に参加を希望したが、募集定員に達したため参加できなかった。
首都圏在住。2009年ごろ、既存薬の線維筋痛症への適応拡大のための治験に誘われ、参加を希望。プラセボが含まれることや治験中は常用薬が飲めないことなどを不安に感じつつも、治験に向けて準備していた。その後、医師から枠がいっぱいで参加できなくなった旨を知らされ、拍子抜けすると同時に、今まで通り治療を続けられるのですごく残念ということもなかった。
語りの内容
(痛みの原因がわからず)とにかくいろんなところに行って、で、また、少し半年ぐらい休職したりとか、で、また、復職したりということを繰り返して、で、とうとう、もう、夏の時期の冷房もきつくて、もう体がかちかちの状態になってしまって。で、2009年の8月に初めて、線維筋痛症じゃないかというふうに言われたんですね。で、その前に、休んでいたのは、ま、泌尿器科の先生だったので、慢性骨盤痛症候群という診断で、休んでいたんですけれども。そこから、もう、それだけではなくって、「これは、線維筋痛症じゃないか」というふうに言われて。で、専門医である、ま、大学病院の先生のところを受診して、で、そこでも、やはり、あのー「うん、そう、そうでしょう」というふうに言われて、で、療養休暇を取り、で、そのあとまた休職をしということで、やってきたんですね。で、その間に、いろんな、こう、薬を試したんですけれども、何を飲んでも効かないわけですよ。抗うつ薬だとか痛み止めもそうだし。で、そんな中で、先生のほうから、「治験が、今、リリカの治験があるんだけれども受けてみる」というふうに言われて、もう、この痛みがよくなるんであれば、もう、どんな方法でもいいからということで、あ、「それはもう受けたい」と言ったんですね。