※写真をクリックすると、動画の再生が始まります。

インタビュー時年齢:75歳(2012年12月)
常用薬の副作用(胃潰瘍)の予防薬の治験(第3相・プラセボ対照試験)に参加。

首都圏在住。長年通院している病院で、狭心症治療薬(バイアスピリン)の長期服用中で胃潰瘍になったことがある患者を対象とする治験のポスターを見て、自分が役に立つことがあればと思い、参加を決意。2010年から約1年間参加した。薬が増えることに苦痛を感じることもあったが、治験に参加していることの責任感もあり、やめたいと思うことはなかった。

語りの内容

えーと、私の受けた治験は、一応、報酬があったんですよね、ええ。ただし、私は報酬があると全然思っていないし、そんなことも考えなかったわけです。たまたまそれに参加してみたらば、それなりの報酬が出るということが後で分かったと。ですから、報酬を目当てで参加したのでは、私はなかったんですけれども、下手すると、報酬を目当てで、じゃあ、やってみようか、みたいなね、そういう感じになっていくのはちょっとまずいかなと。ですから、あくまでそういう…何か役立ちたいという精神がですね、基本にあることが望ましいのではないかなという、そんな気がいたします。

―― あと、差し支えなければで結構なんですが、報酬をいただいた、その辺、幾らぐらいでしたか。

えーとね、幾らだったかな。幾らだったかな…。報酬っていう言い方なのか、どうなのか、その、適当ではないと思うんですよね。どういう形でいただいたのか、よく分からないんですけれども…毎月じゃなくて、その2カ月にいっぺんの胃カメラをのんだときかな。その際…うーん、その、あれ…ごとでしょうね。それごとに、幾らだったかな…1万円だったか、1万5千円だったか、なんかそのくらいだったと思います、ええ。2カ月にいっぺんだから…まあ、月5千円ぐらいから7千円とか、7千5百円とか、そのくらいだったんじゃないですかね。それはもちろん、うーん、交通費だとか、なんかも全部含んだ話ですから、ええ…。それは、そう、そんなに僕はいただくつもり全くなかったんですけども、まあ、いただくものは、もう、それはありがたいものですからね、ええ。もう年金生活ですからね(笑)、それはありがたく頂戴しました、ええ。だけど、全然それは期待をしてやったわけじゃありませんでした、ええ。募集の時、応募の時の説明の中で、ようやく出てきたのかな、うん。確か、そう、その時の説明の中で、なんかそういうものを、あの、差し上げますよと言うので、ああ、それはありがたいですねっていう、そんな感じでしたね、ええ。

私は: です。

(アンケート結果の扱いについては個人情報の取り扱いについてをご覧ください。)

認定 NPO 法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」では、一緒に活動をしてくださる方
寄付という形で活動をご支援くださる方を常時大募集しています。

ご支援
ご協力ください

モジュール一覧