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インタビュー時年齢:70歳(2013年12月)
慢性骨髄性白血病の治療薬の治験(第1/2相から継続投与・プラセボ対照ではない)に参加。
首都圏在住。2006年に慢性骨髄性白血病を発症。標準薬で治療中に副作用が出てしまい、入院待ちをしていたところ、主治医より治験を勧められた。治験のことは自分には関係ないことと思っていたが、信頼する主治医が「自分なら参加する」と言ったので参加を決めた。治験は3年間続き、製造販売後臨床試験にも参加した。
語りの内容
―― 先ほどから治験に参加して良かったというふうにおっしゃってますけれども、あえて悪かったことというのを挙げるとしたらどういったことがありますか。
悪かったというよりも、やはり、その次の診察日には体調をやはり整えて、病気にならないこととか、そういうのは結構気使いましたね。
―― 結構頻繁に行かなきゃいけないですから。
そうですね、はい。で、ほかの何ていうんですか、病気したとき、いろいろ、(治験のもの以外の)薬飲むときは(治験担当の)先生にお電話して、こういうの飲みますからっていう確認を取るわけですね。一応、治験ていう、書類はいただいて、かかる病院にはそれをお見せしてたんですけれども、やはり薬との関係がありますので、お薬飲むときは必ず先生に、お電話して、こういう状態ですけど、こういうお薬を飲みますけどっていうふうに、ご連絡はしておりました。
―― ちょっとした風邪薬とかそういったもの。
そうですね、はい、それはやはりちょっと気使いましたね。はい、目薬でもみんな先生には一応ご報告して。でも、先生、お忙しいのに悪いなと思ってお電話するんですけど、必ず後で「ありがとうございました」って言ってくださるので。
―― その都度、主治医の先生も対応はしてくださったんですね。
あ、そうです。それで、ありがとうございましたって言ってくださるので、まあ、ちょっとほっと、お忙しいので悪いなと思いながら電話するんですけど、なおそう言ってくださるから、ほっとしたのは覚えてます。