インタビュー09
インタビュー時年齢:52 歳 (2021年3月)
感染時期:2021年1月
背景:関西圏在住の男性。介護ヘルパー。1人暮らし。
37.5度の熱が出たので会社の指示で仕事を休み、保健所に連絡して翌日PCR検査を受けた。次の日陽性の結果が判明した時には熱は下がっていた。ホテル療養を勧められたがすぐには空きがなく、3日間自宅療養したのちホテルに移って4泊5日過ごした。自宅に戻って会社から送られてきたPCR検査キットで陰性を確かめて、5日後に職場復帰した。自分が担当していた利用者さんは濃厚接触者になり迷惑をかけてしまったが、誰も発症しなくて本当によかったと思う。
インタビュー07
インタビュー時年齢:49歳 (2021年2月)
感染時期:2021年1月
背景:首都圏在住の女性。ジャズバイオリニスト。一人暮らし。
1月2日から微熱が出ていたが、4日に自分が濃厚接触者になったと知らされたので、インターネットで夜間往診を手配できるサービスを利用して受診、PCR検査で陽性とわかった。保健所の判断で自宅療養となり、発症から10日で隔離を解かれたが、嗅覚障害はその後もしばらく続いた。発症したことで自分のライブだけでなく、仲間のライブまでがキャンセルになった。仕事復帰には安全確認が必要だと思い、1週間後に民間のPCR検査を受け陰性を確認した。
インタビュー02(家族)
インタビュー時年齢:37歳 (2021年1月)
感染時期:2020年11月
感染した家族:長男(当時2歳)
背景:首都圏在住の女性、保健師。夫と長男(2歳)と長女(5歳)の4人暮らし。
子どもたちの通う保育園でコロナウイルス感染者が出たため、施設全体でPCR検査を行うことになり、無症状であった長男の感染が判明した。他の家族はPCR検査陰性であったが、濃厚接触者として長男とともに自宅隔離となった。長男は無症状のまま自宅療養を終え、他の家族も長男の自宅療養期間終了日からさらに2週間の自宅隔離期間を終えて、元の生活に戻った。