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診断時:22歳 
インタビュー時:53歳(2017年8月) 

関東地方在住の男性。妻と子ども二人。最初は慢性膵炎と診断されたが、1年後にクローン病の診断がついた。最初は病気を隠して就職したが悪化して退職。故郷にUターンして地元の会社には病気を開示して就職したので、今は色々配慮してもらっている。何度も狭窄で手術をしたが、今は落ち着いている。早めに人工肛門にしたが、その後で子どもも授かったので、不便なこともあるが、全体的には人工肛門にしてよかったと思っている。

語りの内容

最初におかしいと思ったのは大学の4年になる頃ですね。丁度3年生のえー2月頃だったかな、あのー、元々胃腸が弱くて下痢をしやすい体質だったんですが、たまたま下痢が続いて、あと発熱もあったんですね。えー、39度40度を超える熱が3-4日続いて、で、あの寝込んだということもありました。で、最初はですね胃腸炎だと思いまして、近所の個人病院に行ってみました。そしたらですね、まああの、胃腸炎でしょうということで薬をもらって帰ってきました。で、薬処方された分を飲みきってもまだおかしな状態が続いてまして、それで、ま、下痢も当然続いているし、熱っぽさもあると、で、当然これはただ事じゃないなと思いまして、その近所の医者にま、何回か続けて行った後で、えー思い切って近くの総合病院に行ってみました。

で、その時に血液検査をしたら、膵臓に異常があると言われたんですね。慢性膵炎だと言われてそれで、アミラーゼっていうあの、血液検査の指標があるらしいんですが、その数値が異常があったみたいで、それで慢性膵炎と言われて、その時にそこの総合病院で1ヶ月半入院しました。絶食ですね。で、絶食して体調がよくなりまして、それで、えー、その後そこの病院に通院を続けて様子をみておりました。

で、その後1年経った頃ですかね、丁度ですから大学の4年生になって、ゴールデンウィークのころ(注:1年留年したので翌年)にその総合病院の主治医から、あの内視鏡検査、あの、おしりからカメラを入れてね、検査をしましょうと言われたんですね。あとは、もう一つは、それはカメラは大腸を見るためで、後は小腸検査ということで、上から、口からバリュームを入れて小腸に流し込みながら撮影をする、そういった検査を勧められました。で、その時にクローン病特有の病変があるということで初めてクローン病という診断が付きました。

私は: です。

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