診断時:24歳
インタビュー時:59歳(2017年11月)
関西地方在住の女性。一人暮らし。24歳のころに診断されて、その後長期の入退院を繰り返し、41歳の時に小腸を30センチ切除した。また49歳の頃には合併症で虹彩炎という目の病気を発症した。薬はペンタサくらいで、後は食事の管理とエレンタールが中心である。発症した時の仕事は32歳で辞めて、あとはアルバイトや有償ボランティアなどをしている。
語りの内容
―― あの、合併症で、その、目の病気があったっていうか、なんていう病名でしたっけ。
え、虹彩炎(こうさいえん)っていう、あの、虹に、彩りっていう字に、え、彩って。
―― どういう症状になるんですか。
えっと、まぶたが、あの、目が、あの、赤くなって白目が全部赤くなって、まぶたを押さえると痛くなって、まあ、これは眼科で見てもらって明らかに、えー、合併症って言われたんです。で、あの、目薬をしばらくして、まあ、一回、もう一回再発したんですけども、まあ、今はずっと、あの、ステロイドの目薬を朝夕2回して、まあ、ここ何年間は落ち着いています。その薬、あの、目薬で落ち着いています。ま、予防の意味でそれ差しています。
―― 合併症っていうことはやっぱりクローンのほうが落ち着いてくると、そちらも落ち着いてくるっていう感じなんでしょうかね。
そうみたいですね。
―― じゃ、今は特に。
うん、あの、目の、白目が充血するのはしょっちゅうあるんですけども、なんか血管が切れやすいみたいでそれは、まあ、その、虹彩炎とは関係ないみたいですけども、ま、よく目は充血しますね。でも、虹彩炎はもう、しばらく、大丈夫みたいです。(検査は)半年に1回ですけど、異常なしです。