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診断時:23歳
インタビュー時:27歳(2018年3月)
九州地方在住の男性。両親、祖母と4人暮らし。大学を卒業して焼き物の職人になろうとして窯元で働いている時に発症した。最初はくるぶしのところが腫れて歩けないくらいになって整形外科に行った。そこで血液検査をして炎症反応がでたので、大きい病院で検査をしたらその時は膠原病の疑いだったが、実家の近くの病院でクローン病と診断された。その後ステロイドとイムランで寛解と増悪を繰り返してきたが最近は整腸剤だけで寛解を維持している。
語りの内容
――何かそういうこれから、まあ新たに病気になった方に対してですね、何かメッセージとかはありますか。
やっぱり抱え込まんでほしいですね。と、多分、僕みたいに結構、若年性で発症している人が多いと思うんですよ。
やっぱり一応、好発年齢が若年、例えば10代~20代にかけてが一番なりやすい年代じゃないですか。やっぱ多感な時期にそういう疾患が出てくるっていうことは、人生においてすごい影響があると思うんです。でも、あの、抱え込まないで、やっぱり身近に相談できる人がいれば相談をしてほしいし、まあ、いざとなったら患者会もあるから、やっぱりそこの、そういうところに相談をしてほしいと思います。一人じゃないから。
――あなたの場合はどういう人に対して、どういう人に相談したのが一番よかったと思います? ご自身では。
やはり、患者会ですね。
――やっぱりご両親とか、あの肉親の人っていうのはかえってあれですかね。
逆に、ちょっと言いづらいところはあります。僕自身、ちょっと親に気を使っているところがあるんで。