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診断時:19歳
インタビュー時:29歳(2018年7月)

関東地方在住の男性。妻と二人暮らし。中学の頃から下痢や腹痛の症状があったが、受験などのストレスでしょうと言われ、なかなか診断がつかず大学1年の時に初めてクローン病の診断がついた。その後は食事療法とエレンタールとヒュミラでほぼ寛解が続いている。現在勤務医として病院で働いているが、学生時代自分が患者として過ごしてきた時の気持ちを忘れないように意識している。これからはSNSなどを通じて若い患者とのネットワークを作っていきたいと考えている。

語りの内容

―― まあ、難病のいろいろ医療費の助成制度とかありますけれども、その辺は利用されているわけですね。

はい。そうです。

―― どういった感じの制度を?

えーと、私はクローン病の患者なので、指定難病という制度に該当しています。と、これは国から、まあ、その診断とかですね、まあ、認められれば、医療費を助成を受けられるというもので、私の場合は、まあ、診断時からずっとそれを受けている状態です。
 で、まあ、特にですね、3年前から、そのヒュミラっていうお薬を始めて、まあ、それが2週間に1回の注射なんですけれども、かなり高額なものですので、えー、その助成がないと、まあ…、かなり、もう、1、1カ月の支払額が、まあ、高額になってしまうというとこで、まあ、その助成制度には大変助けられています。

―― そうすると、その具体的な今現在のその自己負担っていうのは、それほど大きくないということですか?

そうですね。まあ、自己負担額はその、それぞれの収入の程度によって変わってくるんですけれども、私の場合は1カ月の自己負担は、と、医療機関と薬局を合わせて2万円ということになっていますので、それ以上の出費は逆に言うとクローン病に関しては、まあ、ないということで非常に助かっています。

私は: です。

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