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インタビュー時:51歳(2010年7月)
関係:妻(夫を介護)
診断時:夫57歳(インタビュー本人04)、妻47歳

2006年に夫が若年性アルツハイマー型認知症と診断を受ける。夫婦2人暮らし。介護者は自宅介護をする傍ら、週の半分は家族の会の電話相談や講演活動を行う。夫は発病後、週3回有料老人ホームで入浴介助などの介護の仕事をしており、やりがいを感じ、利用者に必要とされていることを喜んでいる様子から、有り難い仕事を与えてもらったと嬉しく思っている。現在、介護に関する公的サービスは利用していない。

語りの内容

そうしてるうちに、車の運転にも支障が来るようになって。えー、車の運転は結構、あの、(運転の)仕方、ずいぶん前からおかしかったんですね。それはもうほんと、3、4年ぐらい前から、診断される3、4年ぐらい前から車が右寄りになったり、左寄りになったり、スピードが異常に遅かったりとかですね。だけど、その前にちょっと、あの、何ですかね、スピード違反をしていたので、「ああ、彼は多分、気をつけてるのかな」っていうふうに思ってたんですけど、そうではなくて、多分、本人の中では何かこう不安ていうか、距離感とかも何となく変だったんじゃないかなと思うので、多分、右寄り、スピード遅かったりして。
で、ほんと、ある日、決定的なちょっと危険なことがあって、直進車が来ているのに右折をしようとしたり、その後すぐ赤信号で行ってしまったりとかですね。もう、それであの、「ああ、おかしいんだ」っていうことで、うん、仕事にもちょっと変だ、運転もおかしいっていうことで、えー、まあ、ちょっと大きな病院に、かかってということで診断されたんですけども、はい。

私は: です。

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