投稿者「dipex-j」のアーカイブ

認知症の語り

父の徘徊はデイサービスに行くようになったら突然治まった。おそらくその場に家では見つからない自分の存在価値を見出せたのではないか

―― 先ほど、その、外へ出ていっちゃうっていう話をされてましたけど、ちょっと、ちょっと本当に体験したことがない人間からすると、本当、想像があまりつかないのは、その、どのぐらいの頻度でそういうことが起こるのか。

毎日(笑)。

―― 本当に毎日なんですか。

毎日です。

―― はあ。

で、それが治まったのは、今言った、その施設、あの小さい、デイサービスの小さい規模のところに行くようになったら治まっちゃったんです、突然。で、なぜかなと思ったけど、結局、自分の存在価値っていうのがはっきりして、これは認知症すべてに言えるのかもしれないですけども、認知症対応にね。その、10人あまりのグループ、ほとんど毎日8人ぐらいって伺ってましたけど、8人ぐらいのグループなんですけど、顔なじみが8人そこに揃ってお話をして、それから顔見知りの職員がいて、で、一対一のコミュニケーションが、朝の10時から夕方4時までね、できるっていうことで、その、父がそこに多分、存在価値っていうか、自分が今生きてる状況っていうのを、そこで確認したんじゃないかなって、後から感じたんですね。で、そうすると、父がそこにいて、何々さんという人間としてそこできちっと一日過ごせて。で、家に帰ってくると、家族はもう、あの何だ、言わなくても当たり前の存在、空気のような存在だから、今度、父は多分、混乱が始まるのかなという気もしたんですね。何かまだ自分、夜寝てからも、自分がしなきゃいけないことが何かあったんじゃないかとか、そういう何かいろんなこと考えてたような気が、今思うとそう思うんですね。
で、その、デイサービスに行ってる間は、対する人間が何人かいて、こう、コミュニケーションがあって、自分の存在がしっかりはっきり分かって。で、どこに行ってるっていうのも父の場合は分かってるので、で、迎えに来てくれる誰それさんっていうのもきちっと分かってて。帰りも、その、何々君とさようならして、そこの、一日、自分の仕事が終わるみたいな。ところが、帰ってきて、いざ、また環境が自分の家になって、自分の家ではあるんだけど、いや、何かし忘れたことがある、みたいな、何か毎日そんな感じでした。うちの場合はね。これはまた本当、皆さん、うちと違うと思うんです。だけど、何かし忘れたことがあるみたいな感じで、外に毎日出てく。だけど、そのデイサービスに行ったら、その時間は、その、混乱する時間はだんだん減ってきて、で、最終的には全然外行かないでも済むようになっちゃった。何か気が付いたらもう全然行かなくなった。

認知症の語り

レビー小体型認知症の父はせん妄状態で元気よく歩きだすが、我に返った瞬間に脱力してドサッと倒れてしまうので、誰かがついていないと危ない

で、あとはその、一番レビーの場合怖いのが、…元気よく出てくんです。せん妄状態、歩きだして外に出てくんですけど、我に返った瞬間に、身体能力っていうか、自分の力が全部抜けてしまう。実際そんなに足、強いわけじゃないんです。あの、普段、パーキンソニズムがちょっと出てたりすると、動きも鈍くなってるんだけども、せん妄状態で外に出てくときは、非常に元気なので、でも気が付いたときはかくっと力が抜けるから、そこで転倒してしまったり、そういう危険性はいつもあります。だから、うちも、「ああ、行っちゃった」と思って追っ掛けてって、後ろから「お父さん」って「どこ行くの?」って、声掛けた瞬間にドサっと倒れちゃうんですよ。そういうことが結構あるんです。それは怖いと思います。
で、結局それが怖いので、うちから出さないっていうような状況になっちゃったんですけども。でも、まあ、付いてく人がいれば、少しは。そして、途中で多分ちゃんと覚せいしますから、ま、時間がある場合とか、それから、本人が納得するまで付き合うっていうのも、一つの手ではあります。でも、一緒に何とか気持ちよく過ごそうと思って、どうせ外に行くなら、気持ちよく過ごしたいと思って、近くの森林公園まで、ちょっと木の多い公園まで行ってたら、その帰りもう歩けなくなっちゃって(笑)。さあて、どうやってうちに帰ろうかと思って(笑)、車いすもないしって、まあ、そこで、もうどうしようと思って、で、父を電柱につかまらせて(笑)、そして、タクシーを…呼んで。そう。近くまで来てもらって、それで、電柱で、もう、もう倒れちゃうんで、電柱に寄っかかってないと。、で、そのまま、こう、もう、抱くようにして、抱きかかえて、タクシーに乗って、そして、家に着くころはまた、こうしゃきっとする。それでまた歩いて家に入ってこれるんだけど、そういう変動が激しいのもレビー。うん。

認知症の語り

介護の言葉では「徘徊」というが、父が夜中に出かけていくのには、せん妄状態(※)で見えている家の前の行列について警察に相談しに行くといった、はっきりした理由がある

介護の言葉では「徘徊」とかいろいろいいますけど、徘徊っていうのはやっぱり理由があるんですよね。で、レビーの場合はせん妄の中での、行動が主体になってくるので、うちの父の場合は、すぐそこに八百屋さんがあったんですけど、その八百屋さんからうちの前まで行列ができてしまって、もううるさくてしょうがないと。だから、それをその、警察に整理してもらう。それで、出掛けていったんですよ。で、それも真夜中で、私は知らないうちにパジャマのままで出掛けていったんですよ。で、警察から電話が来て、で、迎えに行ったら、父は怒ってて、その、「警察に、理由をちゃんと言ってるのに、全然取り合ってくれない」と。「なってない」って言って怒ってて、そのときはちゃんと自分の住所も名前も全部言えるんです、電話番号も。だからうちに電話が来たんですけど、全部言えるんですよ。そういうところはちゃんとレビーははっきりしてると。決して、あの、分かってないわけじゃない。そこが違いますね。
それでそれも1回や2回じゃなくて、何回も、いろんな問題で、例えば自分がどこに、あそこに行きたかったんだけど、道が分からなくなったから、じゃ、警察に行って聞こうと思ったって言って、またパジャマのままで(笑)警察に行って、で、またいるんですよ。で、そうしたら、何回目かのときに、警察のほうから、書類があるので、あの、ちょっとここに記入しておいてくださいって、そうしたら今度、自分たちも地域で気を付けますからっていうことで、住所と名前をそこに書いて。そうすると、その地域の、まああんまり良くないけど、徘徊老人ったらおかしいですけど、そういうリストがあるんですね。で、もうそれで、私はかえってちょっとほっとしたんですね。あの、地域にそういうものがあるならば、少し安心だし、私はそれで良かったと思いますよね。ただ、父はあまり面白くなかったみたいですけど(笑)。

認知症の語り

夫は防犯意識が強く家に鍵をかけずに出かけることはないので、自分が外出するときに鍵がないと言えば夫は家を空けない(テキストのみ)

で、家の鍵をとりあげることも全然思いつかなかったんですけども。ひと月前に、鍵をわたしがあずかることで、出かけなくなっちゃったっていうのが、やっぱり、主人の、長年にわたるセキュリティ意識、防犯意識のおかげなんですよね。今朝も「鍵がない、鍵がない」とか言って、で「ママは、家にいてよね」とか言って「僕が行ってくるから」と。「わたしも出るのよ」と言ったら、「困るよ。出かけられないよ」とか。ほんとに、その、習性をわたしが、知っているわけですけどね。鍵をあけっぱなしでは、絶対に出かけない一族なので(笑)。わたしの実家だったら、久しぶりに行くと、玄関が開いていたりするんですけど(笑)。もう、1分でもそういうことをしない家なので。主人も主人の親たちもそうだったので。…そのおかげですよね、ほんとにまざまざと思い知りましたけど。

―― 自分が家にいて出かけないことで、その家を守っているんだっていう意識を持ってらっしゃるんですよね。

そうですね。

―― 閉じ込められたとかって、そういう思いじゃなくって。

ないですね。

―― あの、家族が帰ってくるまで、自分が家にいて守らなきゃみたいな、そういう気持ちですよね。

ええ、鍵を、あ、開けたまま出ちゃうと泥棒が入ると、そういう意識ですね。例えば、ほかの誰かが入れなくて困るからかわいそうっていう意識は、主人にはあまりないんですよね。あ、まあ、息子も鍵を持っていますから。あの、泥棒が一番怖いみたいで。

認知症の語り

夜7時ごろ散歩に出かけた夫は遠方まで歩いて行って帰れなくなった。夜明け近くに保護されて帰ってくる夫を警察署で待つのは嫌な気分だった(テキストのみ)

主人は方向は絶対間違わないんですけども、夜、遠くまで歩いちゃうことが2度ほどあって、わたしだけじゃちょっと見つからなくって。というのは、あの、携帯はやりとりしますけども――わたしから電話しないとしてこないんですけども――主人自身が立ち止まらないので、「今、どこにいるか分かんないんだよ」という電話があっても、「じゃ、電柱の文字を読んで」って言うと「どこそこ」と読むんですが、昼間なら読めても夜は見えなかったりするということがあって、6月の末に、夜、見当をつけて迎えに行ったんですけど、やっぱり見つからなくて。
もう、しょうがないから、駅前の交番に協力を求めに行ったらパトロール中で留守で、電話番号が書いてあったので、そこに電話したら、大きな警察署にかかってしまったんですね、で、こういうことは嫌だったなと思ったんですけども、「別に、パトロール(捜索)の要請じゃありません」と、「もし、パトロール中にこういう人物がいたら、ご連絡してください」っていうことで電話したんですけども、結局、いっせいに探してくれてしまって(笑)。もう、おおごとになっちゃったんですね。
それで、「奥さんも、ご主人に電話をしてください」と、「われわれもしますよ」ということで、両方から主人に電話して。そしたら、わたしが電話しても、主人は「どこだか分からないよ」と、「家に向かっているよ」って歩くんですけども、警察が電話をすると「今何町の何丁目にいます」とか言っているらしいんですね。で、「セブンイレブンがあります」とか、で、えーっていう感じで、で、最終的には、警察がやっぱり見つけてくれて。
わたしが携帯に電話をすると、何か、よく映画に出てくるような映像が浮かぶんですね。…こう、くるくる赤いランプが回って、あの、わあわあわあっとマイクで言いながら…、そういう光景が浮かぶような音が聞こえていて。「パパ、どこにいるの?」って言ったら、「何か知らないけど、何か花がいっぱい咲いているところだ」とか言って「誰かいる?」と聞くと、「いるよ」とか「警官がいるよ」とか言って「ちょっと替わって」とか言っていたんですけども。あのときは、結局、警察の人が、「奥さんがそこに行っても意味がない」と、「どうせご主人は歩き続けているので、確保したら連れて帰りますから、奥さんは警察署に来てください」って言われて。まあ、警察に行って、主人が来るのを待っていて、ほんとに、もう、嫌な気分で、もう夜が明け始めていて。
で、主人が来たら、上着のこの辺に(トイレット)ペーパーがこうごろごろ入っている(笑)。こんな物を持ったまま、もう10時間以上歩いていたわけですから、夜7時ぐらいから散歩に行って。…そのときも警察の人が、「病気のことを知っている」と、で、「ご主人はこういうケースだが、自分は、これこれこんなケースを知っている」と。「例えば、いつも同じ駅の同じ何番ホームに入りこんで、電車を止めちゃう人がいるんだ」と。で、「ご主人も、いつそういうことがあるかもしれませんよ」みたいなことを言われて、「ま、しっかりね」とか言われたりもしたんですけども。

認知症の語り

ピック病の夫は10時を過ぎないとフライドチキンは販売しないのに、毎日7時くらいに出かけては「まだだった」と帰ってきて、再び出かけていく(テキストのみ)

今も毎日、(フライドチキンを)「買いに行くよ、買いに行くよ」と、で、朝も7時ぐらいから、まだ販売していないんですね、お店は開いていても。10時からは、チキンがありますけど、10時までは、モーニングメニューなんですね。それなのに、毎日、主人は出て行っては、「まだだった」と言って帰ってくるし。で、今、現金は持たせていないんですけども。クレジットカードは持っていると主人が思いこんでいて。で、「カードで買ってくるんだ」と言って、「クレジットカードが駄目だって言われちゃった」と、帰ってくるんですね。で、わたしがお金をちょうど渡すと、何か買ってくるはずなのに、持っていないと思いこんでいて、また買わずに帰って。「買うのを忘れちゃった、また行ってくるよ」と、何度も何度も、行って。で、行っては、チキンを買わずにペーパーをバッグに入れて帰ってくるんですね。そういうのが、とても、困っているんですけどね。(笑)。

認知症の語り

踏むと音が出るセンサーマットを区から貸してもらって、二重に置いてまたぎ越せないようにした。GPSも外してしまうので、必ずかぶる帽子の中に仕込んでおいた

父が例えば、ま、徘徊してしまうときとかにも、門、家の自宅に門があるんですけれど、その門の鍵もちょっと違うのに変えてみたりとか。あと出る前に、こう、踏むとピコピコ音がするマットとかを、区のほうで貸してもらえるっていう話だったので、最初それを置いてはいたんですけど、そこ、またいで行っちゃうんですよね、父が。だから、それを2枚借りて、またいでも踏んじゃうような位置にそれをもう1枚置くようにしたりとか。あとはGPSの機械も、かばんとか、ポッケに、ベルトのところに付けてても、それは外して持ってっちゃうので、そのとき父は必ず出かけるときに帽子をかぶって出ていくっていうのが、もう、癖というか、そういうスタイルになってたので、その帽子の中にGPSの機械を入れ込んで、入れておくとかして。

認知症の語り

父は外に出て行っては戻れなくなり、近所の人や警察に保護してもらったりしたが、自分の故郷やデイサービスの方向に向かって歩いているようだった(音声のみ)

あとは、あの、歩けましたので、外へ出ていってしまって。結果、戻れなくなって…近所の人に、初めのころは、その、近くだったので、近所の人に行ってもらったりとか、あと、もう、ふらふらになってる人がいるっていうことで、警察のほうに、その通報が入って、で、保護してもらったりとかもありましたし。うーん、で、母のほうから、もうそういうことが度々あったので、知らない間に出てったっていうことで、職場のほうに電話がかかってきて、で、今日はどんな服を着てたとかって確認をしながら、警察のほうに電話をしたりとかしましたけれども。
それで、あの、寒い中を歩いてってしまって、風邪をこじらせて入院するっていうこともありましたし。でも、その歩いていく先がやはり意味があるらしくって…。自分の生まれた先の、そうですね、父が生まれたふるさとのほうに向いて歩いてったりとか。あと、デイサービスを利用していましたので、デイサービスの方向を向いて歩いていって、デイサービスの職員さんが気がついて、車に乗せてもらって、家まで送ってくれたっていうこともありました。

―― あ、そうですか。

だから、一番困ったのは、ま、排泄も困りましたし、興奮も困りましたけど、目が離せなくって、出て行ってしまって。で、鍵を掛けても、内からまた開けれたりとかもありますので。そうですね、出ていってしまう…というのもありましたし、最初のころはまだ自転車も乗れましたので。自転車に乗ってったりとか、もありましたね。あの、運転手をしてましたので、車も乗ろうとすることもありましたので。自分、私たちの車の鍵をちょっと隠してたりとかもしました。

―― あ、そうですか。

はい。

―― 自転車ですと、かなり遠くまであれですかね、出かけられたんですかね。

そうですね。あの、父のふるさとが電車で行かないといけない所なんで、その途中まででしたから、結構、遠い所まで行ってたみたいですけど。ただ、ふらふらになってて、道ばたで何か、倒れ、倒れ込んでるっていうか、座り込んでたところを通報していただいたみたいなので。それからはでも、何かその行き先があるんだろうと思いながら、探したりはしてたんですけども。

―― やみくもに歩いていたり、出かけるわけではないっていう。

ではなかったですね。

―― そうなんですね。

認知症の語り

前頭側頭型認知症の妻は夕方仕事から帰る家族を歩いて駅まで迎えに行くが、午後3時ごろから出かけて、家族が帰ってくるまで家との間を何度も往復している(音声のみ)

家におると退屈やから言うて、外うろうろするんやんな。

(認知症本人:妻) 外、うろうろせえへんよ。

(長女) 迎えに行くんやな、帰ってきそうな人を。

ああ、そうやの。駅、地元の駅から家まで歩いて20分ぐらいなんですけどね、それをもう3時か4時ごろから「駅の改札で待ってます」いうてメールが入ってくるんですね。もう5時に終わって、仕事帰っても6時前に、駅に着くんですけども、そのころから何回か行ったり来たりしてんのね、駅と家の間を。

認知症の語り

母がいなくなって翌朝倉庫で見つかったり、保育園でトラブルになったりして、何度か警察の世話になったのを機に、玄関の鍵を中から開けられないようにした(音声のみ)

あと1回だけ、あの、家からいなくなってしまったことがあって。で、それはいつだったかな、2年ぐらい前、3年ぐらい前だったかもしれないんですけども、3年ぐらい前に、家から出ていってしまって、家にいないっていうことで。で、探したんですけど、結局、あの、えーと、見つからなくって。で、次の日の朝に警察から連絡があって、あの、何か倉庫で見つかったっていうことで。そんときは、夏だったんですけど、もう裸足で、足が真っ黒で、もう日焼けしてっていう感じで、で、見つかって。
で、それからちょっと家を、あの、出れなくするようにしなきゃねって、家からちょっと、うーん、外に出れないようにしたほうがいいのかねっていうこととかも、考えるようになって。そうですね、それからちょっと、あのー、家の玄関の鍵を中から開けれないような感じに、もう本当はそれもしちゃいけないっていうふうに言われる方もいるんですけども、したりとかっていうことをし始めましたね、3年ぐらい前から、うん。
で、あと、それ1回だけじゃなくて、やっぱり何回か、あの、家から出てしまってっていうことはあって、うん。で、携帯とかにもGPSも付けたりとかしてるんです。で、あのー、ちょっとおかしいなっていうときは、父が来たりし、あの、家に見に来たりとかして。で、車で探しに行ったりとかしたりしたこともあって、まあ、たまたま、あのー、道路をこう、母が自転車で思いっきりこいでるところを、車で見つけたりとかしてたこともあったし。あとはその、保育園の中に入ってしまって、そこで、あの、保育士さん、ちょっとトラブルがあったりとかして、保育士さんが警察に通報して、警察から連絡があって、警察に迎えに行ったっていうこともありますし。
だから、ま、正直、警察には何回か、あのー、通報、通報されて迎えに行ったってことは何回かあったので。ま、そういうこともあって、まあ、家の玄関を内側から鍵を閉める、あ、出れないようにしてしまうっていうふうなことを、あのー、していますね、今も。で、ただ、1階に部屋があるんで、1階からは窓からは出れるんですね。だから、窓から出てしまうっていうことも、あの、できるんです。で、あの、窓から出てってしまったこともありますね。で、うーん、だから、今も窓からは出れよう、出ようと思えば出れる状態なんですね。