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インタビュー時:67歳(2011年9月)
関係:夫(妻を介護)
診断時:妻62歳、夫63歳

2007年に妻が若年性アルツハイマー型認知症と診断される。妻・長女の3人暮らし。独立した子が別に5人いる。夫はコンビニ経営していたが、妻に認知症の症状が出始め、レジを任すことができなくなり、閉店。認知症全国本人交流会への参加は、妻にとっても夫
にとっても転機になった。現在、妻はガイドヘルパーを利用。自立支援医療を申請したので、医療費負担が減り、助かっている。

語りの内容

医療証。あれは助かったね、医療証。その自立支援医療の申請をすることによって、それでその書面で役所へもう一度足を運びますと、医療証をくれるんですよ。

―― 医療証?

医療証くれて、それをね、自立支援医療では病院、aいう、aさんいう病院やったらa病院だけのもんやったんです。ところが、それを役所に行ってそれの申請をすると、医療証いうのをくれるんですよ。要するに、保険証。うん。それ、本人だけのね。本人のみの医療証くれる。それを、その病院以外に提示すると、もう500円で済むんです、支払いが。
その医療証いうのは、今度ね、お世話になったその病院が教えてくれたんですよ。ほんで、検査ね、するのに費用がかかるから、役所へ行って、その医療証の申請をして、それをもろてきてくださいと。ほんなら500円で済みますから、言うて。で、そやから、こないだ、今、何か全部検査したのとかね、それ全部500円で済んでます。で、そやから、薬代も全部込みですよ。そやから、それをね、そやから病院、診察を受けたら500円でしょ。で、そこで薬の処方箋でしょ。薬局行くでしょ。ほんなら、その薬代はいりませんねん。めちゃめちゃ得なんですよ。

―― 本当ですね。

ええ。そやから、ほんまありがたいな思ってね、うん。あれは助かります。

私は: です。

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