先生のお考えが「お父さんも(急変時の対応が)できなきゃ駄目」というふうに、言ってくださったので。
主人も会社を何度も抜けて、蘇生の方法だったり、救急車を呼ぶシミュレーョンまで全部やりました。
セリフですよね。
電話をかけて、呼んでっていうのも、尋常じゃない精神状態の中でないと、やはり救急車は呼ばないので、そういったときの対応ですね。
全部主人と一緒に行って。
あとは双子のお兄ちゃんですね。
小学校その頃は4年生だったかな。
3年生4年生の頃だったんですけれども、お兄ちゃん2人にも2日間の研修を組んでもらいまして。
チャイルド・ライフ・スペシャリストという資格を持った方がその病院にはおりましたので、お兄ちゃんたちに対してぬいぐるみを使って、カニューレはこう入ってるよ、人工呼吸器はこうやってつながってるよ。
なので、君たちはこういったものを触っていいか、いけないかでいうと、どっちかな。
弟くんの病気はこういう病気で、こういうことが起きたらすぐ大人を呼ぶこと、お母さんを呼ぶこと。
で、自分でやっていいのはここまでだよというふうに、2日間プログラムを組んで教えていただいて、最後は卒業試験まで準備されて(笑)。
お兄ちゃんたちも、弟を迎えるためのチームの一員としてですね、そこで自覚がぐっと芽生えたんじゃないかなと思っております。