去年は人工呼吸器ユーザースピーチコンテストっていうのがあって、それに応募して最優秀賞を頂いて、1万円頂いたんですよ。
そういうのとか、自立生活サポートセンター、県外のところからスピーチコンテストを優勝したことで、原稿を書いてくれないかっていう、そういうお仕事というか、依頼をもらって。
それで3,000円のQUOカードをもらいましたとか、お給料ではないけど、そういうのをちょこちょこ集めたりとか。
月にお小遣いを、高校生までは3,000円だったんですけど、社会人になって今、5,000円お小遣いをあげてて。
あとは、私のお仕事をちょこちょこ手伝ったら、ちょっとこれしてくれたら幾らって決めてやったりはしてます。
――お仕事はどんなふうに手伝ってくれたりするんですか。
私が、自営業で着物リメイクっていうお仕事をしてるんですけど、家でできるお仕事なので、それの作品、商品管理ではないけど、パソコンに打ち込んでもらったりとか、あと、袋に詰めてもらったりとか。
手作業だったり、パソコンのちょっとした作業だったり、そういったものを。
あと、オンラインストアとかにも上げるときに、私がしゃべってそれを打ち込んでもらうみたいな、そういったこともちょこっとずつ、してもらってます。
――打ち込むときはパソコンで打ち込んでいくんですか。
はい。パソコンで。
――お子さまの様子としては、手とかは割と上手に動いて。
はい。手先は器用なんですよね。
ビーズしたりとか、刺し子をしたり、結構、手芸が好きで、そういったものをしたり、塗り絵したりとか。
お化粧なんかも今は自分でどんどんしたり、ネイルも自分で塗ったりとか、そういったこともしてます。
――すごいですね。そうしたら、上手に使ってできてっていうところで。側弯があるっておっしゃっていたので、座ったりとかは、専用の座りやすい物とかに座ったり移動とかは?
移動は電動車いすです。もうほぼ全介助なんですね。自分で座位をとったり、一人で座位をとることは厳しいです。
――スピーチコンテストのときは、お話しされたんですか。
いや、iPadが、打ち込んだの(原稿)を音声読み上げするんですよね。それを使って。PowerPointを使って、それでコンテストに応募しました。