私の中では障害がある子がいるからこうするべきとか、障害がないからこうするべきとかって違うんじゃないかなって悶々と思ってて。
今思うと、今大変な状況だけれども、仕事復帰して本人も幸せだよっていう姿を見せてあげたい、っていう気持ちもあったのかもしれないですね。
――でも、そのときは保育園が決まらなかったわけですよね。その間はどうしてたんですか。
療育センターみたいな、幼稚園みたいなところに行ってました。
でもそこも、週何回はずっと付き添わなきゃいけなくって、週何回は離れていいよとか、そういう感じでした。
――療育が始まったら、離れていられる時間が少しできましたかね。その時間はどういうふうな使い方をしてたか、覚えてますか。
私、忘れもしないのが、初めて離れていいよって言われたときに行ったのが、スーパー銭湯でした。
今思うと(笑)、スーパー銭湯って、電話出られないじゃないですか。なんかあったときに。なんでそんなとこ選んだのか分かんないんですけど。
本当に近所のスーパー銭湯なんですけど、もちろんゆっくりなんてお風呂に入れたことがなくって、入りたかったんでしょうね。
今思えば、なんでスーパー銭湯(笑)。でも、すっごい、うれしかったですね。迷わずスーパー銭湯に行ってました。
連絡なかったからいいんですけど。
だって、ロッカーに携帯預けてお風呂入っちゃいますもんね。
――裸だしね。
そう(笑)。お風呂入って、マッサージ受けました。
なんてぜいたくな時間なんだろうと思って(笑)。