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インタビュー時の年齢:50歳(2020年12月)
関係:母
医療的ケアのある子:長男7歳
首都圏在住。長男との2人家族(長男3歳の時に離婚)。

妊娠中に子どもがダウン症候群の疑いがあることがわかった。
妊娠30週台の時に緊急帝王切開で出産した。
現在、長男は気管切開、吸引、胃ろうによる経管栄養、睡眠時に人工呼吸器を装着し、週に4〜5日特別支援学校に通っている。
水頭症とてんかんと診断されている。
親の会に参加したのをきっかけにそれまで受け身だった自分自身に気付き、積極的に居住地における医療的ケア児に関わる課題の解決に仲間とともに取り組んでいる。

語りの内容

1歳6カ月のとき半年入院して、医療的ケアが気管切開と胃ろうになってしまって、(2歳頃)退院したときは一気に医療的ケアのグレードが上がってしまって、本当大変でしたね。

吸引も、ひどいときは3分に1回で、寝られないし、私自身がトイレにも行けないし、ものを食べること、水を飲むことさえもできなくて。

それで、往診チームが、これはまずいって判断して、退院したときから、BiPAPっていう機械(マスク型の人工呼吸器)を設置してくれるんですけど、うちの子、重症心身障害児ですけど、いっちょまえに快不快っていうのが明確な子で。

だから顔に密着してつけるBiPAPって、一度もつけられなかったんですよ。
つけても「イヤ~!」って言って、すぐ取りたがるし。
寝てるときつけられても、今度はリークしちゃったりしてね。

リーク音がうるさくて、こっちもたまったもんじゃない。
結局、人工呼吸器にステップアップしまして。
夜間や昼寝のときに人工呼吸器をつけたり、慢性呼吸器不全なので、具合が悪いときには常時つけとくみたいなことを始めました。

意外に、人工呼吸器がよかったのか、本当に風邪引いてすぐに肺炎ってことにはならなくなりましたし、睡眠時人工呼吸器に切り替えたおかげで、1年後に酸素離脱できたんですよ。ただ、その(酸素の数値が)いつ下がってもいいように、サチュレーションモニターと酸素ボンベを持って。

息子の状態がよく、本当に手応えを感じる一方で、昼夜逆転だったりします。
夜中起きちゃって、起きてる状態だと人工呼吸器つけるのが嫌で、人工呼吸器のホース、投げ飛ばすんですよ、夜中。
だから、私が完全に寝入ってるときに、お湯が顔にカブったり、ホースが顔にバーンって突然、落ちてきたりして。

その夜中のリーク音。外すとアラームが鳴るので、夜中にそれがなってる。
私が熟睡してもその音で近所迷惑になりますので、すぐ止めるっていうね。
人工呼吸器のご利益を得てる一方で、大変な機械ですのでね。

私がシャワー浴びるときに限って人工呼吸器を外して、シャワーとかトイレ入ってる間、すぐに消しに行けなくて、ずっとリーク音が鳴ってるままのこともあります。

私は: です。

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