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インタビュー時:43歳(2022年1月)
関係:母
医療的ケアのある子:長男13歳
関西在住。夫と長男の3人家族。

息子は妊娠27週目に超低出生体重児で生まれ、生後すぐに心臓手術や気管切開を行った。
1歳のとき、人工呼吸器と4時間おきの経鼻経管栄養が必要な状態だったが、家で一緒に過ごしたいと強く希望し在宅療養となった。
成長はゆっくりながら、4歳で自力歩行可能となり、手話のほか、呼気を使って近くなら聞き取れる程度の声で会話もできる。
現在も胃ろうからの栄養注入とたんの吸引が必要である。
現在特別支援学校に通っているが、将来の自立に向け、勉強の機会はもちろん、自力でのたん吸引等を許可してほしいと考え交渉中である。

語りの内容

―お子さんの診断名とか、疾患名みたいなものは、肺の、肺疾患っていうこと?

そうですね、小児慢性肺疾患っていうひとくくりになるんですけど、詳しくいうと、肺がうまく膨らんだりしぼんだりできなくって、二酸化炭素がどんどんたまっていく。だから、CTとか撮ると、肺にいっぱい空気がたまってる感じになる病気で。
それで呼吸器を使って、二酸化炭素を排出する。呼吸、正常に肺を動かして、二酸化炭素を出すと、やっぱり体自体も楽にはなる。
ただ、肺が悪いと…心臓にもやっぱり負担かかってて。心臓病っていうのはないんですけど、頻脈ですね。普通の子よりもやっぱり心臓の働きが早い、心拍がすごい早かったり。
呼吸も、呼吸回数も多いんで、そっちに体力が使ったりとか、そういうのがあるんですけど。一番は肺ですね。肺からもう全体がって感じの病気です。

呼吸器を外せるようになったのが…はじめ3歳ぐらいで1回外せてたんですけど、胃ろうの手術してから、全身麻酔の影響もあったのか、また呼吸器と酸素が外せなくなって。
そこから…今まででちょこちょこ呼吸器外して、つけて、外して、つけてってやっていきながら、外せる時間がどんどん今は延びてきてるんですけど。
学校では、やっぱり24時間呼吸器はあったほうがいいっていう主治医の指示があるんで、学校では呼吸器をつけて生活を送らないといけないので。
学校行くまでは呼吸器を外して、台車に乗せて、呼吸器と吸引器、モニターと注入セット、水分注入とお昼の注入を台車に乗せて持っていきます。

日帰りで遊びに行ったりとかするときは、もう呼吸器は持っていかず、酸素を車に乗せといて、酸素ボンベを。苦しくなったら、もうしんどくなったら、帰る勢いで行って、遊びます。

私は: です。

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