【公開シンポジウム】
臨床試験への患者参画~英国DIPEx“臨床試験体験者の語り”に学ぶ
本シンポジウムは終了いたしました。
2009年6月Oxford大学で作られている患者体験のデータベース「DIPEx」のウェブサイトに、新たにClinical Trialsというページが付け加わりました(ヘルストークオンライン)。ここには臨床試験をめぐる42人の体験談が、映像・音声・テキストの形式で収録されています。どうして臨床試験に参加しようと思ったのか、決断にはどんな情報が必要だったか、実際に参加してどうだったのか、さらには参加しないと決めた人や対象から外れた人の体験も語られています。これらの体験者にインタビューを行った研究者の来日の機会に、日英比較も交えつつ、臨床試験への患者参画について、医療者、患者、行政担当者がそれぞれの立場から意見を述べます。
日時:2010年4月10日(土)13:00~16:30 (受付開始12:30~)
場所:東京大学本郷キャンパス・薬学部総合研究棟 10階大会議室
(最寄駅:地下鉄・本郷三丁目駅または都バス・東大病院前)
定員:80人(参加費無料)
プログラム
開会の挨拶
13:00~13:10
【第1部】「臨床試験の個人的な体験~質的研究とウェブサイトのための新しい社会資源」
Personal experiences of clinical trials ? a new qualitative study and website resource
13:10~14:30
司会:田代志門(東京大学大学院医学系研究科 特任助教)
演者: Louise Locock(英国Oxford大学健康体験リサーチグループ・副ディレクター)・逐次通訳あり
(休憩)
【第2部】パネルディスカッション「我が国における臨床試験への患者参画」
14:50~16:30
座長:
津谷喜一郎(東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学 特任教授)
パネリスト:
「治験・臨床研究の基盤整備:厚労省の立場から」
佐藤岳幸(厚生労働省医政局研究開発振興課治験推進室長)
「それは私のためじゃない?:患者の立場から」
中澤幾子(イデアフォー世話人)
「臨床試験への患者参画はなぜ必要か:医療者の立場から」
別府宏圀(NPO法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」理事長)
参加申し込み方法
事前申し込みが定員に達しましたので、受付を終了しました。当日参加も可能ですが、お立ち見になる場合もございます。その点をご了承ください。
ディペックス・ジャパン事務局
FAX: 03-5568-6187
お問合わせ:050-3459-2059(平日10~16時)
- 主催:特定非営利活動法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン/東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学講座
- 協力:TIP「正しい治療と薬の情報」誌