お知らせ

シンポジウム「病いと障害×災害にどう備えるか~当事者の視点からともに考える」記録ビデオを公開しました

2024年7月6日にオンラインでシンポジウム「病いと障害×災害にどう備えるか~当事者の視点からともに考える」が開催されました。これは元旦に発生した能登半島地震で災害に対する危機意識が高まるなか、病いや障害をもつ人々は過去の災害でどういう経験をし、次に起こる災害にどのように備えているのか、当事者の声を聞き、専門家の意見も聞けるような場を設けたいということで企画されました。

このシンポジウムの記録ビデオは当初、参加申し込みをされた方限定で後日配信を行っていました。しかし、登壇された皆様のお話が大変充実していたにもかかわらず、広報が不十分で参加申し込み者の数があまり多くなかったこと、シンポ終了後にも相次いで東北地方日本海側大雨災害、南海トラフ地震臨時情報発表など、災害リスクを身近に感じる状況が続いたことを踏まえ、改めて記録ビデオを「健康と病いの語り」のウェブサイトで一般公開することにいたしました。

なお、シンポジウム当日は文字通訳がついていましたので、記録ビデオも字幕なしと字幕付きの2パタンを用意しています。但し、字幕は当日リアルタイムでつけられていた文字をそのままつけていますので、その点をご了承ください。

【ビデオ1】Part1「DIPEx-Japanと災害の語り」&Part2「当事者からの話題提供」
長さ:1時間53分

※字幕付きの録画はこちらからご覧ください。 (以下左側のタイムコードは各セクションの始まりのおおよその目安です)

0:00:00 別府宏圀DIPEx-Japan理事長挨拶
0:03:20 佐藤(佐久間)りかDIPEx-Japan事務局長「DIPEx-Japanと災害の語り」
0:25:50 松村 依美子さん(NPO法人IBDネットワーク)「きっかけは阪神淡路大震災。今は災害に備える」
0:42:36 山本 阿伎さん(医療的ケア児の家族)「自宅での災害対策と地域での避難想定~医療的ケア児の親の経験から」
1:03:56 岩切 玄太さん(自立生活センター 自立の魂 ~略して じりたま!~)「自分を知ること・知ってもらうことから始まる防災」
1:36:00 木作 尚子さん(名古屋大学減災連携研究センター)「災害時要配慮者と共に考える防災・減災」

【ビデオ2】Part3:登壇者によるパネルディスカッション(ファシリテーター:木作尚子さん)
長さ:42分

※字幕付きの録画はこちらからご覧ください。 (以下左側のタイムコードは各セクションの始まりのおおよその目安です)

0:00:00 木作尚子さんから感想
0:02:24 会場からの山本さんへの質問
0:11:14 木作さんから登壇者に~災害に備えてどんなものを備蓄していますか
0:24:35 会場からの岩切さんへの質問
0:28:42 登壇者から参加者へのメッセージ
0:37:40 司会・瀬戸山陽子さんから閉会の辞